愛知、名古屋の住宅リフォーム&増改築専門店・サンリツホーム

リフォーム・リニューアル市場、「改修」伸び率1.9%と予測

■ 三菱総合研究所は、ビルオーナーなど建築物所有者などへの調査に基づく「リフォーム・リニューアル市場の将来予測」をまとめた。2000年度をベースに、5年ごとの市場規模を2015年度まで予測。2015年度の市場規模は、2000年度比22%増(年平均1・3%成長)の31兆9500億円を見込む。中でも、新築時を上回るレベルまで機能を高める「改修市場」の伸びが住宅、非住宅ともに大きい。リフォーム・リニューアルを行う時点で、より最新の設備・機能などを求める傾向が分かった。
リフォーム・リニューアル市場を、▽機能レベルの低下速度を弱める「維持」▽機能を完成時のレベルまで回復させる「補修」▽完成時を上回るレベルに機能を高めたり、新たな機能を加える「改修」―の三つに分類。住宅と非住宅に分けて予測した。
全体の市場規模は、2000年度の26兆1810億円に対し、2005年度が28兆1820億円、2010年度が30兆8340億円、2015年度が31兆9500億円。年平均1・3%の成長で、GDP成長率予測とほぼ同じ予測となった。
同社では、今後のリフォーム・リニューアル市場について、「劇的に伸びるわけではないが、(横ばいを見込む)新設市場に比べれば、伸びるマーケット」であることが分かったと話す。
特に改修については、維持(年平均伸び率0・9%)と補修(同1・1%)を上回る年平均1・9%の伸びを予測。リフォーム・リニューアル市場の中でも、有望なマーケットとなりそうだ。
住宅、非住宅に分けると、住宅が9兆8360億円(2000年度)から、11兆5560億円(2015年度)となり、年平均1・1%の伸び。非住宅は、年平均1・5%で成長し、16兆3450億円(2000年度)が20兆3950億円(2015年度)まで伸びる。いずれも維持、補修に比べ、改修の伸びが大きい。
具体的に改修の中身を見ていくと、住宅では、「外装のリフォーム」「水周り環境」「内装のリフォーム」の三つで、2000年度の市場の約6割を占めた。今後「セキュリティ」「住宅のIT化」「省エネルギー化」「環境負荷低減」の伸び率が比較的高いものの、市場規模として見れば、2015年度も外装、水周り、内装の三つが改修の中心であることは変わらない。
非住宅(民間)の改修では、「内装」「スペースの有効活用」「テナントによる改修」が、2000年度の市場規模の上位。今後も、それぞれ年平均1・5%、2・4%、1・4%ずつ安定的に伸び、非住宅改修市場を引っ張っていく。
また、今後注目されるのが「環境負荷低減」や「省エネルギー化」の分野。2000年時点の市場規模は小さいものの、2015年度までに環境負荷低減が1・6倍、省エネルギー化が1・9倍の規模に成長すると予測している。


(東京建通12月7日付5面掲載)

関連する投稿

コメントは受け付けていません。

新築したり増改築するなら知っておくべき「完成保証」とは何か? 次へ »

« 前へ 窓から日ざしや外からの視線を遮りながら窓を彩るカーテンやブラインド・シェードなどの窓まわりの装飾全般を、ウインドトリートメントといいます。