M様邸(名古屋市緑区)
建物種別/木造2階建て
築年数/20年
工事期間/約1ヶ月半
リフォーム完成/2016年9月
今回リフォームした所
●外壁塗装
●屋根漆喰
ビフォーアフター
Q1.リフォームのきっかけは?
我が家は築20年で、外壁塗装は2回目。新築から7年くらいで変色し、指で触ると粉が付くようになったので、1回目は耐久性のあるシリコン塗装にしました。
それでも十数年経つと雨上がりに多少の色むらを発見、わずかに粉も付くようになり、あと何年我慢するか思案していたところ、隣の空き地に家が建つことになり、足場が設置しづらくなる前に再々塗装を思い立ったのです。
Q2.サンリツホームに工事を依頼したのはなぜですか?
今回の塗装を最後にしたいと思っていたので、塗装品質には特にこだわりました。塗装は塗料だけでなく塗り方でも耐久性に大きな差が出ることは理解していたので、信頼のおける業者を選びたいと強く思っていたのです。
そんな中、毎月欠かさず「住まいの笑顔ニュース」を届けてくださっていた、石田さんの顔が思い浮かびました。
その「住まいの笑顔ニュース」では、いろいろな角度から外壁塗装の実態や技術を公開していて、「手の内を明かすなんて正直な会社だなぁ」と思っていたので、これを機に見積りを取ってもらうことにしました。
見積りでは項目が細分化され明朗であると同時に「職人さんの質や、塗り方の質を落とさないために値引きはしない。長い目で見て判断してほしい。値段で他の業者を選ばれるなら仕方がない」と態度がきっぱりとしていたので、これは骨のある業者だと感じました。
そして石田さん自らが屋根まで登って建物の劣化状態を診断し、写真やビデオでその状況を教えてくれました。常に正直で誠意のある受け答えで信頼できたので、今回は発注をサンリツホームさんに決定しました。
Q3.工事を終えての感想をお願いします。
実際に足場の組み方から、洗浄・左官(屋根修理)・塗装だけでなく、職人もしっかりした人ばかりで好感触。職人のために安易な値引きをしないだけのことはあります。
工事途中でぬれ縁から土台に腐食が広がっている箇所が見つかりましたが、誠実な対応で同時に直してもらえたので、安心してお任せできました。結果、他社より多少割高な費用でも、お釣りがくるくらいだと思っています。
施工後も様子を見に来てくださるとのこと、今後ともよろしくお願いします。
Q4.リフォームのポイントは?
プレミアム防水塗料の「プラチナECコート5000EX」で施工させていただきました。前回施工された「シリコン塗料」の約2倍の耐候性がありますので、20年ほどは安心だと思います。
屋根を和瓦、外壁を窯業系サイディングボード貼りで仕上げられた和風住宅です。築20年ほどが経過していますが、屋根瓦にはズレやひび割れはなく問題ありませんでした。
しかし漆喰ははがれ落ち、積土が露出していました。また、以前の職人さんがコーキングで補修している部分の劣化などが見受けられました。漆喰は瓦同士がズレたり、瓦と瓦の隙間から雨水が浸入したりするのを防ぐ大変重要な役割を果たしていますので、漆喰の特性や雨水の流れを十分理解している専門の職人さんに、修理依頼する必要があります。
専門知識を持った人がいなかったり、劣化した漆喰を撤去せずにその上から新しい漆喰を塗り付けたりするような工事は、絶対に避けることをおすすめします。また漆喰は天然素材ですので、10年~15年での劣化は避けられません。外壁塗装で足場を組む際には、必ず点検をしていただくといいと思います。
外壁のサイディングボードは、「最後の塗り替え工事にしたい」というM様からの要望でした。
M様は、以前の経験から塗料へのこだわりを持ってみえましたので、建物への水の浸入を防ぐ「防水性」とフッ素塗料を上回る「高耐候性」を実現した、プレミアム防水塗料の「プラチナECコート5000EX」で施工させていただきました。前回施工された「シリコン塗料」の約2倍の耐候性がありますので、20年ほどは安心だと思います。
最後に、庭に置かれた縁台やウッドデッキは、塗装がはがれてくると木の腐食が進行して、シロアリの温床になる可能性が高いので、早め早めにメンテナンスをされることをおすすめします。