K様所有:賃貸マンション(名古屋市名東区)
建物種別/鉄骨造り3階建て
築年数/30年
工事期間/1部屋:約2週間
リフォーム完成/2021年9月
今回リフォームした所
●オーダーキッチン新設
●ユニットバス入替
●洗面スペース新設
●内装工事一式
ビフォーアフター
Q1.リフォームのきっかけは?
家内の実家が建てた築30年の賃貸マンション。リニューアルするには資金がかかる。しかし、かけなければ、なかなかご入居いただけない。こんな相談を横浜に住む息子に持ちかけたところ「かけざるを得ないだろうな」の答えがスマホで返ってきました。
そして、いつも退去時にリフォームを頼んでいるサンリツホームさんにも相談してみたら、息子と同じような、耳の痛い回答でした。いつまでも空室状態のままでは困るので、思い切ってリニューアルすることにしました。
Q2.リフォームを終えて
さっそく息子が横浜から名古屋へ出向いてきて相談した結果、
(1)30年も使ったキッチン、ユニットバス、トイレは新品に。
(2)キッチンを移動させてスペースを作り、独立した洗面所を新設する。
(3)内装は全て、白を基調に明るく。
(4)収納スペースも可動棚を設置して収納力アップ。まるで新築同然の部屋に生まれ変わりました。
入居呼びかけ用に作成したチラシには、「キッチン、洗面、バス新品。リフォーム直後の美室」と大文字朱書きで募集をしました。入退去シーズンだったこともあり、仲介業者に依頼した翌々日には「まだ空いていますか」の問合せがあり、大学生の入居が決まりました。新築に近いリニューアルだけに、結構資金はかかりましたが、工事直後の「即入居」だったので、「やはり効果はあったのだなあ」と独り納得しました。
Q3.リフォームのポイントは?
築30年の賃貸ワンルーム改修 長期入居者の後だからこそ大胆に 今の時代にふさわしい設備・仕様へ
今回ご紹介させていただきますのは、賃貸物件でワンルームマンションのリニューアル工事です。築30年の鉄骨造り3階建て(1階部分が駐車場)全8部屋のうちの1部屋です。
賃貸物件の場合には、退去があるたびにリフォームすることが多いのですが、今回の部屋は25年近く住んでいただいたので、かなり傷んでいる状況でした。キッチンやユニットバスの設備も古く、洗面台が浴室内に設置されたタイプでした。このユニットバスは、ひと昔前のワンルームでは主流でしたが、現在では、浴室、洗面、トイレのそれぞれが独立したスペースに設置されている物件が好まれるようです。
また、いままでは脱衣所もなかったので、廊下で服を脱いでから、浴室に入らなければなりませんでした。そこで今回はキッチンを移動させて、独立した洗面室を作り、洗面台と脱衣のスペースを確保できるように改装しました。
今回は工事期間に余裕がなく、ギリギリの工程でしたが、無事完了。分譲マンションでのリフォーム工事は、管理組合の規約が厳しく、工事申請手続に時間がかかる場合があるので、余裕を持った予定を組めるようにしたいと思います。
次にキッチンですが、いままでのコンパクトキッチンから、人大カウンターのオーダーキッチンへの変更です。このキッチンは、サイズはもちろん、部屋のイメージに合わせて、扉の色も自由に選べるようになっています。今回は、白色を基調にした内装材に、青色がとても鮮烈なインパクトになっています。
最近では、インターネットの情報だけで部屋を決める方も多く、「明るくて清潔そう」だけではなく、アピールポイントも大変重要になってきます。今回はさっそく入居者も決まり、K様にも大変喜んでいただけました。