K様邸(名古屋市名東区)
建物種別/木質パネル工法2階建て
築年数/43年
工事期間/3週間
リフォーム完成/2020年3月
今回リフォームした所
●屋根
●外壁塗装
●板金工事
●天窓取替工事
ビフォーアフター
Q1.リフォームのきっかけは?
「ひゃーっ、傷んでいるなぁー」築後43年になる自宅の屋根を間近に見た時、思わず叫んでいました。
ミサワホームO型が売り出されて間もなくの昭和52(1977)年、名古屋に転勤になったのを機に新築した2階建てマイホーム。20年程前に一度、外壁を塗装したことはありましたが、屋根までは手を入れていませんでした。
Q2.サンリツホームに工事を依頼したのはなぜですか?
長年の付き合いがあるサンリツホームさんから「今、人気のガルバリウム鋼鈑で覆ったら」と奨められましたが、築40年余の老宅で、わたしも今年春には傘寿(80歳)を迎えます。経費面も考えて、塗装でのお化粧直しをお願いしました。
Q3.工事を終えての感想をお願いします。
今回、足場を組んだので簡単に屋根まで上がれ、カラーベストの傷みを目の当たりにしました。まだ雨漏りは一度もないですが、カラーベストは疲れた色に変色し、所々にひび割れを確認できました。
聞くと、塗装材料はサンリツさんが効果に自信を持っていて、遮熱性に富んだフッ素塗料とのこと、カラーベストの仕上がりには、自分が100歳まで生きても耐えられるだけの力強さを感じました。
屋根と同時に塗った外壁にも、長持ちするようにフッ素塗料を使用。一度、手を入れているので「さほど傷んでいない」と思っていましたが、「汚れはひどく、ひびが入った状態で手直し時期でしたよ」のお見立てでした。真っ白い塗装の仕上げはお日様の反射もまぶしく、こちらまで若返った気分になりました。
また、1階の屋根に設置してある天窓(VELUX)も太陽光エネルギーを利用したリモコン開閉式に取り替えることができ快適に使用できるようになりました。
3週間余の足場を解体して迎えたクリスマスとお正月は、例年になく、心地よく過ごすことができました。本当にありがとうございました。
Q4.リフォームのポイントは?
劣化対策はまず現状診断が重要 適切な補修と美しさを保つ塗装 最新の天窓設置で快適さも向上
K様邸は、築43年の木質パネル工法2階建てに平屋を増築された住宅です。屋根はカラーベスト葺きで、経年劣化による塗膜の剥離やひび割れ等が見受けられました。カラーベストは厚さが4.5ミリと大変薄く軽量なため、建物全体にかかる負荷が少なく耐震性に優れた屋根材です。
しかし、あまりにも劣化がひどい場合には、塗装ができないケースもありますので現状の診断が重要になります。今回は、ひび割れ等を補修してから、アステックペイントのスーパーシャネツサーモ(フッ素)で塗装させていただきました。
外壁では、屋根下の三角部分(妻面)に雨水が入り少し浮いていましたので、その部分はガルバリウム鋼鈑で貼り替えました。その他の外壁面は、スタッコ調で重厚感のあるデザインですが、凹凸が多いために汚れが溜まり易い状況でした。そこで今回は、美しさがずっと続く「“ 超”低汚染塗料」のアステックペイントのリファインMF-IR(フッ素)で仕上げました。
特にこの塗料は、排気ガスや黄砂・PM2.5などの汚染物質から、建物の美観を長く保持する機能に優れていますので、K様がご所望の「白い家」には最適だと思います。
最後にデンマーク生まれの天窓(VELUX)ですが、いままでは手動操作でしたので、頻繁には開閉をされていなかったそうです。今回の天窓は、太陽光による充電だけで天窓やブラインドがリモコン開閉できるので、電気配線工事も不要。すでに設置済みの天窓でも簡単に取り替えできます。吹き込みセンサーも装備されており、急な雨の時には、自動で天窓を閉めてくれるので、気楽に開閉できるようになり快適になったそうです。