T様所有:賃貸アパート(名古屋市天白区)
建物種別/鉄筋コンクリート4階建て
築年数/35年
工事期間/3週間
リフォーム完成/2019年10月
今回リフォームした所
●流し台取替
●洗面台取替
●便器取替
●ユニットバス再生塗装
●間取り変更
●建具取替
●クロス張替
ビフォーアフター
Q1.リフォームのきっかけは?
私が両親から引き継いで管理している賃貸マンションは、築35年の建物です。今までは、退去者が出た場合には、クロスや襖を張り替えて、畳の表替えとクリーニング程度のリフォームですぐに入居者が決まっていました。
しかし、35年も経過してくると、キッチンや浴室、トイレなどの水廻りの設備も古臭くなり、なかなか入居が決まらない状態でした。
Q2.サンリツホームに工事を依頼したのはなぜですか?
サンリツホームさんには20年近くお世話になっていますが、以前にニュースレターでも紹介されていた、賃貸マンション向けのリノベーションを思い出し今回サンリツホームさんにお願いしました。
Q3.工事を終えての感想をお願いします。
既設の3DKの間取りから、2LDKに変更してもらったことで、部屋が広くなった感じがしますし、使い勝手も良くなったと思います。
また、今まで茶系だったドアや床材を白系で統一して、明るく清潔感のある部屋にしてもらい、古臭いイメージを一新することができました。サッシ廻りと浴室本体以外の設備全てを取り替えたので、ほぼ新築の状態になりました。
当然のことながらある程度の費用はかかりましたが、長期間の空室状態を考えると、必要な投資だったと納得できるリノベーションとなりました。
完成後には部屋の写真を撮って、不動産屋さんに入居者募集をかけてもらったところ、すぐに入居者が決まり安心しました。
今後は建物自体がどんどん古くなり、水道や電気のトラブルが頻繁に起こると思われます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
Q4.リフォームのポイントは?
間取りを大胆に変更しつつコストを 抑えた設備取替えでイメージ一新! 空室対策は、これからの大事な課題です
既に35年が経過している建物と言うこともあり、設備機器や建具等に老朽化や不具合が多く、間取りも使いづらそうでした。写真と併せて見ていただきたいのですが、既設の間取りは、左側に6帖和室が縦並びに2間、右側に6帖洋間と6帖キッチンが縦並びに2間で「田の字」に並んだ3DKでした。
そこで今回は左側半分を和室と洋間の居室、右側半分を洋間とキッチンをひとつにして2LDKの間取りに変更し、奥行きを広く感じるようにしました。キッチン、トイレ、洗面台は新しく取り替えましたが、浴室は予算を抑えるために、全面を特殊塗装で仕上げて、換気扇や水栓金具を取り替えてリニューアルしました。
また、クロスやフロアタイル、建具や木部まで白系にまとめて、明るく清潔な雰囲気にしました。玄関のタイルも安価でありながらも、高級感のある御影調のフロアタイルをアクセントにしました。このように、リノベーションの工事費用をできる限り安くしつつも、内覧に来られるお客様からは「ここに住みたい」と思っていただける部屋づくりを心掛けています。
なお、今後は少子高齢化による人口減少が徐々に進み、賃貸市場もかなり厳しい環境になってくると思いますので、家主様や斡旋業者ともしっかり連携を取りながら、空室対策を検討していきたいと思います。