S様所有:賃貸マンション(名古屋市瑞穂区)
建物種別/鉄筋コンクリート造6階建て
築年数/19年
工事期間/約1週間
リフォーム完成/2015年3月
今回リフォームした所
●バスパネル貼
●ニッチ棚造作
●内装工事(クロス貼替・クッションフロア貼替)
ビフォーアフター
Q1.サンリツホームに工事を依頼したのはなぜですか?
弊社で所有・管理をしている賃貸マンションも、10年・15年と経過するうちに少しずつ空室が目立ち始めます。その原因には若年層の人口減少や新築物件の供給過多などが考えられますが、少しでも空室率を抑えるためにも、退去後のリフォーム工事にいろいろと工夫が必要になってきました。そこで、施工をお願いするようになったのがサンリツホームさんです。
Q2.工事を終えての感想をお願いします。
弊社内でも流行色やデザインの勉強会開催、新築のマンションの見学、雑誌やインターネットでの情報入手など、試行錯誤していますが、入居者のニーズを確実につかむことはなかなか難しいものです。特に賃貸物件リフォームの場合は、次の二点が大切になってきます。
まず、第一にコストパフォーマンス性が高いこと、第二に入居者のニーズをどれだけ早くつかみ、それを物件に反映させられるかということ。それだけに情報収集力と起動力がとても重要になってきます。
そんな、厳しい条件の中でもサンリツホームさんにはいつも素早く対応していただけますし、コスト面でもご協力していただけるのでとても助かります。また、細かなお願いに対してもしっかり応え、職人さんたちはいつも丁寧で迅速、そして奇麗な仕上がりで満足しています。
空室対策の決め手は、やはり入居者の満足度アップです。今後も石田店長を始め、サンリツホームさんと力を合わせて「お客様が住み続けたくなるような部屋作り」を目指したいと思っています。現在すすめている部屋のリフォームは大改装になる予定なので、今から楽しみです。
Q3.リフォームのポイントは?
今回は、低予算でもちょっとグレードアップできる「退去後リフォームのコツ」をご紹介させていただきたいと思います。
賃貸住宅のオーナー様にとって、一番の悩みのタネは、やはり空室問題ではないかと思います。前回ご依頼を受けた退去後のリフォームでは、1つの和室+2つの洋室の3LDKの間取りから洋室の間仕切り壁を撤去し、少し余裕のある2LDKへの間取り変更工事をさせていただき、ご評価いただきました。
そこで今回は、低予算でもちょっとグレードアップできる「退去後リフォームのコツ」をご紹介させていただきたいと思います。
まずは、リビングの壁へのニッチ作りです。ニッチは雰囲気をアップさせるだけでなく、記念の写真や小物類を飾れば、自然と家族の会話も増やすこともできる人気アイテムです。照明の位置が自由に動かせるインテリアダクトを設置も効果的ですね。 少し古くなったユニットバスには、正面にアクセントパネルを貼り、ツーバルブの水栓金具をサーモスタットシャワー水栓に取り替え、化粧鏡を追加するのも一つの手。ダークウッドのアクセントパネルは、想像以上に高級感を醸し出してくれます。
この他、トイレや脱衣室に棚を設置したり、プラスチック製のタオル掛けやペーパーホルダーを光沢のあるクロームヘアラインに取り替えたりしても良いと思います。またアクセントクロスをポイントごとに施工すればデザイン性も高くなり、お客様に与える第一印象を大幅にアップさせられます。
物件探しの際は、家賃やロケーションに加えて、部屋のデザイン印象が大変重要になってきます。しかし、必ずしも新しいものが良いという訳ではありません。物件自体は多少古くても、どこかに魅力ポイントがあり、「明るくキレイな部屋ですね」「使いやすい間取りですね」という好印象を持っていただけるようなリフォームができれば、それが入居の大きな決め手になるはずです。