順和クリニック様(大府市東新町)
建物種別/鉄筋コンクリート造4階建て
築年数/38年
工事期間/3日間
リフォーム完成/2021年3月
今回リフォームした所
●和式便器から洋式便器への改装
●パーテーション取替
ビフォーアフター
Q1.リフォームのきっかけは?
昭和57年に開業しました当クリニックも、早いもので築38年が経過しました。当然のことながら、いろいろな設備が順番に古くなってゆき、リフォームが可能なところは、その都度対処してきました。
しかしながら、常時外来診療や入院患者さんがみえますので、大掛かりな工事はなかなか難しい状況で、トイレも建築当時の和式便器のままでした。ところが今般の、コロナウイルスの感染防止対策の一環として、何としてもトイレを洋式便器に改修したいということになりました。
Q2.サンリツホームに工事を依頼したのはなぜですか?
サンリツホームさんとは、当クリニックに医療器材を納入していただいている社長からご紹介いただいたのがきっかけです。
昨年、従業員寮の防水工事をお願いしたのですが、その時にも段取りよく、しっかりとした工事をしていただいたので、今回も信頼してお願いしました。
Q3.リフォームを終えて
ただし今回は、外来診療のない土曜の午後、日曜、祝日での突貫工事でしたので、予定通りの工程で終われるかが少し心配でしたが、問題なく完了できて安心しました。洋式便器は高齢者にも使いやすく、清掃や除菌対策もしやすいので、患者さんも安心して使用できるようになったと喜んでいただくこと
ができました。
今回の工事では1階部分だけをお願いしましたが、時期を見ながら順次リフォームしていきたいと思っております。私ども医療従事者にとっても、毎日が綱渡りのような状態が続いていますが、一日でも早く平穏な日常を迎えるべく、頑張りたいと思っています。
Q4.リフォームのポイントは?
衛生面でも経済的にも進化した洋式便器へ。和式にはない快適機能も付いた、「今」のニーズに応えるトイレ。
順和クリニック様は、築38年の鉄筋コンクリート造り4階建ての医療施設です。いまでも、公共施設や学校などでは、この和式便器を見かけますが、ほとんどの一般家庭では洋式便器が使われるようになってきました。どちらにもメリット、デメリットがありますが、昨今のコロナウイルス感染防止の観点からすると、洋式便器の方が、衛生面に配慮してあり、より心地よく使えると思います。
最近の洋式便器は、泡での自動洗浄機能や除菌水で便器の汚れを抑えてくれるなど、清掃性もかなり進化しています。また、排便後の便器洗浄時には、和式便器の約20リットルに対して、洋式便器では約4リットルで済みますので、大量の洗浄水による水ハネ汚れもほとんどなく、何よりも経済的です。特に使用頻度の高い公共施設では、節水効果も絶大です。
次に快適性の違いとしては、和式便器にはない「ウォシュレット」だと思います。誰が使用するかわからない公共のトイレでは、便座にすわることを不快に感じる方もみえるかとは思いますが、和式と洋式が並んであったら、洋式のウォシュレットがある方を選択される方が多いと思います。
工事期間中は、トイレ解体時の大きな音や振動で、入院中の患者さんにはご迷惑をお掛けしましたが、生まれ変わったトイレに喜んでいただけたと思います。