S様邸(安城市二本木新町)
建物種別/木造2階建て
築年数/4年
工事期間/1週間
リフォーム完成/2022年2月
今回リフォームした所
●小屋裏収納拡張工事
Q1.リフォームのきっかけは?
我が家は、4年前に建てた木造2階建てで、屋根裏部分が収納スペースになっている住宅です。今回は、その屋根裏にある収納スペースを広げてほしくて、サンリツホームさんにお願いしました。
入居当時は、生まれて間もない娘と夫婦二人の3人家族でしたので、収納量的にも特に不便は感じませんでした。ところが、娘の成長とともに、2人目の子供も生まれ、趣味のキャンプ用品など物がどんどん増えていきました。いままでは、庭にある物置と屋根裏部屋を併用していたのですが、物が増えてくると、取り出しにくくなったり、カビが生えてきたり、とても使い勝手が悪い状況でした。
そこで、この家を建てた工務店や、インターネットで調べたリフォーム業者さんに見積りを依頼しました。当然のことですが、各業者さんによって工期や金額にかなり開きがあり、半年ぐらいは悩みました。正直なところ、一番安くて、工期も短かったので半信半疑でしたが、最終的にはサンリツホームさんにお願いすることにしました。
Q2.不安な点はありましたか?
いざ工事が始まる際も、「この会社はしっかりとした工事をしてくれるのだろうか」という不安も多少ありましたが、毎日の工事進捗状況を見て安心しました。職人さんは礼儀正しく、最後の掃除まできれいに仕上げていただき、本当に感謝しています。うれしかったので、すぐに荷物を運び入れたのですが、たっぷりと収納することができて大満足です。これからもリフォームのときには、よろしくお願いいたします。
Q3.リフォームのポイントは?
建築基準法に則って、かしこく小屋裏収納をリフォーム 広く美しく使いやすい空間に。
今回ご紹介させていただきますS様邸は、築4年の「小屋裏収納」付き、木造2階建て住宅です。一般的に小屋裏収納とは、2階の部屋の天井と屋根の間の三角形部分のスペースを利用して作った収納空間のことです。
フランス語の「グルニエ」と英語の「ロフト」は似ているのでよく混同されることがありますが、今回のS様邸の小屋裏収納はグルニエになります。
一方、ロフトは天井高のある部屋の一部分を、2階建てのように上下に区切った上部スペースのことを指します。どちらも「天井高が1.4m以下で、利用する階の床面積の1/2未満までの面積」と言う建築基準法での規定があります。以前は利用する階の床面積の1/8未満でしたが、平成12年以降は1/2未満に改正され、小屋裏収納を検討される方が増えてきました。
このルールを守っていれば、階や部屋とみなされないので、容積率や固定資産税の計算に含まれずに、収納力をグンとアップすることができます。今回の工事は、既設の小屋裏収納(奥行約3.6m×間口約1.8m)の間仕切り壁を解体撤去して、(奥行約5.4m×間口約1.8m)の小屋裏収納を連結させました。
奥に細長いスペースですが、クリスマスツリーやひな人形などの季節物、キャンプ用品、衣類などを収納するにはバッチリです。はしごではなく、階段で上がってこられるので奥様でも楽ですし、子供たちの遊び場としても喜んでいただけたら幸いです。