K様邸(豊明市沓掛町)
建物種別/木造2階建て
築年数/19年
工事期間/約2週間
リフォーム完成/2017年4月
今回リフォームした所
●外壁塗装
●屋根補修
●谷樋修理
●雨樋修理
ビフォーアフター
Q1.リフォームのきっかけは?
私たち夫婦がこれまで住んでいたのは、清洲市で15年前に新築で購入した分譲マンションでした。定年後、家にいる時間が多くなると、これまでの暮らしで感じなかった音への不満が出てきました。
朝は子供たちの登校時間に騒がしい声が聞こえてきます。夕方になればまた、遊びに夢中になった子供たちの大きな声。夜、静かになったと思うと今度は、カツカツというハイヒールの足音が通路に響きます。
仕事をしているときには全く気付かなかった音が、だんだん耳障りに感じるようになってきてしまいました。時間を自由に使える老後だからこそ、静かなところでゆったりと暮らしたい。そんな気持ちが徐々に強くなり、家内の知人が多く住む豊明市に、中古住宅の購入を決意しました。
Q2.サンリツホームに工事を依頼したのはなぜですか?
物件はこぢんまりとした築19年目の住宅ですが、これまで何の手入れもされていないように見受けられたので、サンリツホームさんを知人から紹介いただき、屋根修理や外壁塗装のリフォームをお願いしました。
Q3.工事を終えての感想をお願いします。
清洲市からは遠いため、工事中に経過を見に行けたのは1回のみ。あとはすべて担当の石田さんにお任せしましたが、出来上がりには十分満足しています。
実はこの工事の前には他の業者さんにも見積りを取っていました。実際に、安い金額を提示された業者さんもおられましたが、丁寧で詳しい提案をしてくださったことが決め手となり、サンリツさんにお願いしました。中でも、石田さんが屋根に登って劣化状況をビデオに撮り、DVDまで作成してくださったのにはびっくりしました。他の業者さんは屋根に登らず地上からの目視のみの見積りで、屋根のことには全く触れられていませんでした。
今後もまた、細かなことでお願いすることがあると思いますが、そのときはよろしくお願いします。
Q4.リフォームのポイントは?
外壁の劣化が進みますと外観が悪く見えるだけではなく、外壁基材の損傷や下地材の腐食、シロアリ被害など様々なトラブルの原因になります。
今回のK様邸のリフォームでは、築19年目の木造2階建て住宅の屋根の補修と、雨どいの修理、外壁塗装の各工事を行わせていただきました。
屋根は洋風瓦で外壁は窯業系サイディングボード貼りで仕上げられた洋風住宅です。屋根瓦に損傷やズレはなく、大きな問題はありませんでしたが、瓦を固定してある針金が破断していましたので補修させていただきました。
この他、谷樋の銅板が雨に侵食されていましたので、新しくカラーステンレス鋼板に差し替えさせていただきました。谷樋からの雨漏り事故はとても多いので、外壁塗装で足場を組む際には必ず点検していただくと良いと思います。
外壁のサイディングボードは築19年が経過していたため、塗膜による防水性がほとんどない状態で、コケやカビの繁殖が見受けられました。サイディングボードのひび割れや、接続部分のコーキング劣化による雨水の浸入箇所もあったため、一度、すべてのコーキングを除去してから、新たに打ち直しをしています。
また、下塗り材と上塗り材を併せて4回塗って厚めに仕上げました。このように外壁の劣化が進みますと外観が悪く見えるだけではなく、外壁基材の損傷や下地材の腐食、シロアリ被害など様々なトラブルの原因になります。
更に内部まで侵食されてしまいますと、大がかりな工事が必要になります。築10年以上が経過した建物は、早めの点検やメンテナンスが住宅を長持ちさせることにつながるので、おすすめしています。