I様(名古屋東区)
建物種別/鉄筋コンクリート造り3階建て
築年数/14年
工事期間/約1ヶ月半
リフォーム完成/2023年11月
今回リフォームした所
●屋上防水
●外壁タイル補修
●外壁クラック補修
●外壁塗装
●階段タイル貼替え工事
ビフォーアフター
Q1.リフォームしようとしたキッカケとサンリツホームに頼まれた理由は何ですか?
今回、賃貸マンションの防水工事と外壁塗装工事をサンリツホームさんに依頼しました。築14年経過しており、そろそろリフォームが必要だと考えていたところ、入居者様から「雨漏りしていますので、ご確認をお願いします」と連絡がありました。
大変な事態だと感じ、すぐにサンリツホームさんに視ていただいたところ、想像以上に多くの部分が劣化しており、写真を見て驚きました。特にサッシ周りや外壁のひび割れが目立ち、雨漏りの原因となっているとのことでしたので、即座にお願いすることにしました。
Q2リフォーム後の感想はいかがでしたか?
外部からの雨水を早急に防止しないと、入居者様に長くご迷惑をおかけすることになるので、工事の終了まで心配でした。今年の9月末から11月は、例年よりも大雨や台風の影響が少なかったため、 工事も順調に進み、雨漏りの被害を最小限に抑えることができ、安心しました。
また、その他にも外壁のタイルやエントランス階段のタイルを一部貼り替えていただきました。外壁のタイルが落ちてしまったり、エントランス階段のタイルで転んでしまったりすると大変ですので、今後も入居者様が安全で快適に住んでいただけるよう、管理に努めていきたいと思います。
築10年以上たつと、水漏れやトイレの詰まり、設備機器の不具合などのトラブルが頻繁に発生しやすくなるものです。それを理解していても、連絡があると焦りがちで、つい慌ててしまいます。そんな時、私はいつもサンリツホームさんを頼りにしていますので、今後もご協力をお願いいたします。
リフォームのポイント
鉄筋コンクリートの建物でも
築10年ほどで劣化する箇所はある
事前点検で万一への備えを
今回ご依頼いただきました工事は、 雨漏りを防止するためのクリート造り3階建ての賃貸マンションです。建物正面はアクセントタイル貼りで、残りの3面は塗装仕上げです。まずは、 屋上の防水工事から行いました。
新築時には加硫ゴムシート防水が施工されていましたが、一般的には、5~7年でトップコート塗装を行うことで12~13年の耐候性があります。ただし、今回の物件はメンテナンスが行われていなかったため、既設の防水層を全て撤去することになりました。撤去後、 塩ビシートを接着工法にて施工しました。塩ビシート防水は、トップコート塗装が不要であり、17~18年の耐候性がありますので、 次回の大規模改修工事までメンテナンスを行う必要はありません。
次に外壁の状態についてです。今回の点検で、大きなクラックが外壁に見受けられ、そこから雨水が浸入していました。 鉄筋コンクリート造りの建物でも、サッシなどの開口部周りはクラックが入りやすく 、またコーキングやタイルの目地は経年劣化しますので、 築10年目ぐらいからは専門家による点検がとても重要になります。
外壁のタイルについては、打診調査時に多数の浮きや破損 箇所が見受けられましたため、 浮いた部分には接着剤を注入し、破損部分は同様のタイルにて貼り替えました。 エントランス階段のタイルも割れて穴が開いている箇所があり、非常に危険であったため、全ての階段部分を貼り替えました。階段部分は特に危険な場所ですので、 事故が起きる前に改めてご自宅の点検をおすすめいたします。
(※画像は担当の石田部長)