2017年02月10日
玄関ドアのリフォームのポイント
玄関は住宅の顔といっても過言ではありません。では、玄関ドアをリフォームするとき、どんなポイントに着目すれば良いのかご紹介します。
家全体から考える
玄関ドアを選ぶときは、外観全体のイメージからコーディネートを考えてみましょう。
例えば、和風住宅なら引き戸、モダン洋風住宅であれば金属製ドアというように、ドアの材質やデザイン、カラーを選択します。
そして、玄関ドアには「片開き」「引き戸」「親子」「両扉」がありますが、材質は主に金属製と木製の2種類です。
金属製だと耐久・耐候性に優れた「アルミ形材」、腐食しにくい「ステンレス」などがあります。
一方、木製は無垢(むく)材が主流となっており、乾燥処理とウレタン塗料が施されているので、 耐水・耐摩擦性に優れている玄関ドアです。
また、玄関ドアのカラーバリエーションは豊富なので、家の外観やフェンスなどから、色を選択しましょう。
機能性と快適性
防犯対策として、玄関はワンドア・ツーロックが望ましいです。リモコン操作で外から開閉可能な電気錠システムを導入すると、より安全性が高まるでしょう。
また、断熱性がないとドアから冷気が侵入したり、結露したり、騒音の原因となるので、断熱性のあるドアだと快適性が高まります。防火地域に当てはまる場合は、防火ドアも検討しましょう。
なお、北向きの玄関は暗くなりがちなので、ドアにガラスを入れると明るく演出できます。
、最近は玄関に網戸を設置する家庭も増えており、これは蚊などの害虫の侵入を抑えながら、涼しい風を取り入れ、玄関を明るくできるメリットがあるとして採用されています。
洋風住宅に引き戸は変
引き戸というと和風住宅のイメージが強いですが、近年は洋風住宅でも採用されています。引き戸は限られたスペースであっても、広い開口を確保できることにメリットが挙げられるでしょう。
特に高齢者がいるご家庭では、高齢者が玄関の出入りをしやすくするために、バリアフリー化と一緒に引き戸へ変更するケースも多いです。
玄関ドアリフォームを成功させるためには、施主とリフォーム会社のイメージが一致しているかが肝腎です。
リフォーム会社としっかり相談し、正確なイメージをつくってリフォームを行いましょう。
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