2017年02月17日
リフォームで気を付けたいシックハウス症候群を防ぐ対策とは
シックハウス症候群は、室内の空気汚染によって起きる健康障害の総称です。シックハウス症候群にならないためには、どんな対策をすれば良いのでしょうか。
シックハウス症候群の症状と原因
シックハウス症候群は、主に目がチカチカ、喉の痛み、全身のけん怠感、めまいや頭痛など風邪と似た症状が特徴です。
自律神経失調症や更年期障害、花粉症とも似ているので、突然症状が発生した場合は、シックハウス症候群になっている可能性があります。
発症してしまう原因には、換気をしないことやカビやダニ、有害な化学物質、室内の気密性が高いことなどが挙げられるでしょう。特にホルムアルデヒドと呼ばれる化学物質は発がん性を指摘されています。
建築基準法ではホルムアルデヒドの発散量ごとに等級が付けられており、等級が付いていない建材は使用不可能です。
こまめの換気が大切
近年の住宅は快適さから断熱性や気密性の高さが求められています。しかし、シックハウス症候群の原因は空気汚染によるものなので、こまめな換気が必要です。
予防としては起床時と帰宅時に窓を開けて換気をしたり、換気扇を回したりする習慣を心掛けましょう。窓開けと換気扇は一緒に行うと、素早く室内を換気することが可能です。
また、建材以外にも家具やカーテン、カーペットを替えたことで発症するケースがあるので、替えたときも換気で対策しましょう。
内装リフォームで気を付けたいこと
内装リフォームをする際は、シックハウスの対策を求めましょう。建材は等級をしっかり確認して、ホルムアルデヒドの発散量が少ないものを選んでもらうと安心です。
まず、危険性が少なく制限なしで使える建材は「F☆☆☆☆」と記号が表示されています。一方、使用面積が制限されている等級は「F☆☆☆」と「F☆☆」で、星の数が多いほど発散量が少ないです。表示記号の記載がない、又は「旧E2」「Ec2」と記載されている場合は使用禁止となります。
サンリツホームでは、シックハウス症候群の対策ポイントを押さえ、使用する素材の説明もきちんと行い、お客様が納得した上で安全な住宅リフォームをお約束します。その他リフォームでの疑問点などの相談も受け付けているので、名古屋でリフォームを検討している方は、気軽にご相談ください。
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