2016年12月06日
リフォームでクローゼットを作る時のポイント
扉選びで便利なクローゼットへ
多くの物を収納することを目的としてクローゼットを作る場合、収納力と取り出しやすさ、そして衣類を守ることが重要です。収納力に優れていてぎっしりと衣類を詰め込むことができても湿気が多い、取り出しにくいということでは意味がありません。
リフォームでクローゼットを作るなら、折れ戸にすることで扉が全開になり、中を一気に見渡すことができます。床面にレールがない吊り型にすることで掃除もしやすくなります。
また、場所によっては引き戸でも便利です。引き戸は、左右に引くことで中も見やすくなり、扉を開けないので少ないスペースでも扉が邪魔になることがありません。
クローゼットの違い
リフォームでクローゼットを作る時に、壁面に作るクローゼットか収納専用のウォークインクローゼットにするか悩むポイントではないでしょうか?壁面クローゼットは、洋服が1列に並んでいるので見やすく、洋服を掛けていることで狭い面積でも有効活用しやすくなるでしょう。
多く洋服を掛けていてもすぐに見つけやすいといったメリットもあります。ウォークインクローゼットは広くなっていますので、大きなバッグや小物なども床置きができ、布団などのかさばるものまで部屋にあふれることなく収納が可能です。
しかし、ウォークインクローゼットは中に歩く場所がありますので、空間すべてが収納として使うことができず、収納力は壁面クローゼットの方が多くなると言えます。収納したい衣類の種類や量、間取りなどによって、クローゼットを変えるとより使いやすく収納できるでしょう。
新しくクローゼットを作った時に注意点
クローゼットはどこに作っても同じと思われがちですが、場所選びは重要なポイントとです。例えば、風の流れが良いところに作ると良いでしょう。
クローゼットは締め切ることで湿気もたまりがちです。湿気が苦手な衣類の素材もありますので、なるべく空気の流れができて換気しやすいところに作るようにしましょう。
また、外壁に面しているところにクローゼットを作る場合は、断熱機能が低いと結露を作りやすくなります。壁面の断熱リフォームと併せるようにすると良いでしょう。換気を良くするために扉にスリットを入れて小さな換気扇を設置したりしますと、空気が流れやすくなります。
このように、これからクローゼットを作る方はこうしたポイントを抑えてクローゼットを作りましょう。
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