2017年02月22日
珪藻土と漆喰、どちらがいいのか?メリット・デメリットをご紹介
自然素材の家づくりには欠かせない珪藻土と漆喰ですが、どちらの壁がどのように良いのでしょうか?それぞれのメリット・デメリットをご紹介していきましょう。
珪藻土のメリット・デメリット
珪藻土は植物性プランクトンの死骸が堆積し、完成した土を言います。サンマなどを焼くときに活躍する七輪も、この珪藻土からできています。
直接炭を入れる七輪にも使われているということで、耐火性能は非常に優れており、断熱性や保温性も高いことから冬場も温かな空間を生み出してくれます。
更に吸湿性や放湿性も備わっているため、乾燥やジメジメとした湿気を防ぎ、湿度調整を自然と行ってくれるのです。
ただし、劣化してくると徐々に壁から粉が落ちてくるようになり、また壁が汚れてしまっても珪藻土の場合、汚れを落としにくくなっています。
また、工事にかかる費用も通常よりかなり高くなってしまうというデメリットがあります。
漆喰のメリット・デメリット
漆喰は、消石灰に海藻糊や砂などを混合させて作られた素材で、塗ったときに現れる模様が漆喰らしさを表現しています。そんな漆喰はアルカリ性のため防カビ・消臭効果も期待できる素材です。
清潔な空間を保ちたいという方には特におすすめと言えるでしょう。また、耐久性や耐火性も持っているため強い家にすることができます。
デメリットとしては、珪藻土のような調湿性能を持っていないことや費用がかかりやすくなること、更に職人さんによって仕上がりがバラバラなことが挙げられます。
このように、珪藻土と漆喰では自然素材ならではのメリットがありつつ、自然素材だからこそ費用が高くなってしまうこと、工期が長くなってしまうこと、職人の腕がかかっていて品質が常に一定ではないことなどが挙げられます。
そのため、それぞれのメリット・デメリットを把握しつつ、どの素材の壁が生活に合っているのか、検討してみてはいかがでしょうか。
サンリツホームでは珪藻土や漆喰といった工事で使用する素材の特性をしっかりとお客様に説明し、様々なご提案をさせていただきます。30年以上の実績と経験で培ってきた知識と技術で地域に根付いたリフォーム工事を行っております。もしもリフォームなどで気になることがあれば、お気軽にご相談ください!
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