2017年08月04日
なぜ壁にひび割れが起こるのでしょうか?
住まいの外壁にひび割れが生じ、外壁塗装を検討する人は多いでしょう。ひび割れが発生するとそこから雨水が侵入してしまい、建物を侵食させてしまいます。
場合によっては、建物内部の柱が腐食したり、金属が錆びたりすることもあるので注意しなければなりません。ひび割れを見つけた場合にはすぐに対処すれば問題ないのですが、そもそもなぜひび割れが起こってしまうのでしょうか?
その疑問についてお答えしていきます。
常に外部からの刺激を受けている
屋根や外壁は、太陽の日光や紫外線をじかに受けたり、雨風にも常にさらされたりしている状態です。この外部からの強い刺激によって、次第に劣化を進めていき症状として現れてきます。
ひび割れ以外にも、白い粉のチョーキングや変色、汚れ、コケ、カビ、剥がれなどが発生し、経年とともに悪化していきます。
ひび割れの原因や種類について
モルタル壁やサイディングのひび割れには様々な原因が考えられ、ひび割れの特徴も変わってきます。
・ヘアクラック
髪の毛のように細く短いひび割れです。
経年による劣化や、塗装工事の不備などで発生する場合があります。
また硬質塗膜での塗装の場合も、発生しやすくなります。
・乾燥クラック
名前の通り、モルタルの乾燥過程で発生する幅が狭くて長いひび割れです。
水分が蒸発したときに塗料が収縮することでひび割れしやすくなります。
・構造クラック
建物の構造が原因で発生するひび割れです。
幅が広く長いひび割れが特徴で、構造的に欠陥があったり、建物が凍結・融解を繰り返していたりするうちに発生する場合もあります。
・縁切れクラック
一直線に伸びているひび割れで、塗装の境界面に発生しやすいのが特徴です。
塗装作業を中断したり、一部分を塗装した場合、塗装をやり直した場合などつなぎめにひび割れが出やすくなったりします。
・サイディングのクラック
木材が伸縮したり、ねじれたりするとサイディングとも木材の伸縮率の違いによってひび割れが発生します。
サイディングが反り返ったときもひび割れが起こりやすいです。
サイディングボードはひび割れしやすい
サイディングボードは、比較的ひび割れが起こりやすいので定期的に塗装することをおすすめします。ボードのつなぎめのシーリングには、特に注意してください。
サイディングボードに限らず、他の素材の外壁にもひび割れは生じてしまうものです。放置しておくと、建物自体にも影響を及ぼすため塗り替えて不具合を解消させましょう。
名古屋のサンリツホームでは、こうした事例に関したリフォームを行っています。相談・見積りは無料となっていますので、いつでも気軽にお問い合わせください。
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