2017年09月12日
一戸建ての門扉・塀・フェンス 選び方のヒントと基礎知識
住まいの第一印象を決める門まわりは、住宅の顔とも言える部分です。敷地条件や機能面などからアプローチすることも大切ですが、自分が描いたイメージやデザインも取り入れてもらいたいものです。
今回は、門まわりに設置するアイテム選びや基礎知識について解説していきます。
門まわりは適度な空間が必須
住まいの庭を少しでも広くさせたいと考える人は多いのではないでしょうか。したがって門扉を道路スレスレに設置するような設計が多く見られます。
この場合は、住まいの見た目を悪くするだけでなく、いきなり道路に出てしまうことで自転車や自動車などに衝突してしまうケースが多くなってしまいます。ですから門扉は内開きが基本となり、玄関までは最低でも1~1.5mくらいの余裕を作っておきましょう。
最近の住宅は敷地が狭いため、めいっぱいに建てていることが多いのですが、奥行きを出して広く見せるために、玄関扉と門扉の中心を少しずらすと効果的です。左右にずらすことで奥行きが感じられ、バランスがよくなります。
設計上どうしても直線的になってしまう場合は、植栽をプラスしたりアプローチに変化をつけたりするなどの工夫をしてください。
フェンス選びのポイント
フェンスは一般的に、門扉と相性の良いデザインや素材を選びましょう。景観や防犯性、プライバシー確保も考慮してください。
開放的なアルミフェンスとは対照的な、ブロックやレンガのフェンスは高く積み上げると耐震性だけでなく圧迫感が出るのでおすすめしません。防犯面においても、侵入者が一度乗り越えてしまえば外部から見えず、かえって危険な状況に陥ってしまいます。
建物の周囲をすっぽり囲むフェンスは建材も多く用意しなければなりません。最近の建材メーカーは、シンプルで低価格のものもあるので予算を抑えて設置することができるでしょう。
また、長いフェンスは単調になりがちなので高低差をつけて、奥行きを出すと豊かな表情になりやすいです。
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