2017年10月23日
外壁塗装の見積もり│内訳を比較しよう!注意すべきチェック項目とは?
外壁塗装をお考えの方、実際にいくつかの業者さんに見積もり依頼をされている方も多いのですよね。
外壁塗装をする際には一社ではなく、複数の業者に見積もり依頼を出して、比較、検討してみることがおすすめです。
しかし、実際に見積もりを見てみて、どこを注意深くチェックしたらよいのでしょうか。
今回は見積もり書でチェックすることをご紹介します。
■塗料のランクは揃っていますか?
塗料の耐久年数
例えば、今回家全体の外壁塗装工事を行って、外壁に塗った塗料は耐久年数が10年、しかし屋根に塗った塗料の耐久年数は5〜6年となると屋根だけが先にボロボロになってしまいます。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、外壁塗装工事には足場料金がかかります。これは外壁塗装工事には欠かせない大切な費用ですが、決して安いものではありません。
つまり、何度も足場料金がかからないように外回りは全てまとめて工事をした方が良いのです。
耐久年数の足並みがある程度揃っていないと、工事の度に足場料金がかかってしまうことになります。
■塗装回数は3度塗りですか?
外壁塗装の手順として、下塗り→中塗り→上塗りの3度重ねて塗るのが一般的です。
業者によっては見積書を安く見せるために、この塗装回数を減らして記載していることもあります。
正しく塗料を塗ることで塗料本来の性能が発揮されます。
いくら良い塗料を使っても工程を一つでも省けば、すぐに劣化してしまいます。
きちんと3度の塗装分の料金になっているのか確認しましょう。
■見積もり項目に「ケレン(下地処理)」はありますか?
ケレンとは、古くなった塗装を剥がしたり、サビを落としたり、新しい塗料の性能を最大限発揮するために行う前処理の工程のことです。
業者の中には、人件費削減、工期短縮のためにケレンを行わない業者もありますが、これも塗料本来の性能を発揮するためには必ず行うべき工程です。あとからこの作業を多なっていないことに気づくと、いい気はしませんので、見積もりの段階でこの項目が入っているのか、ケレンの費用はいくらなのか確認しましょう。
■塗装面積はどのくらい?
それぞれの業者から出された見積書は塗装面積に多少なりと違いがあると思います。
したがって、一度ご自身で計算してみると良いでしょう。
[ 外壁面積=延床面積×3.3×1.2 ]
これで、計算していただくと大抵似たような数字が浮かびあがってくるかと思います。
もしも、この数字とかけ離れた数字がでてきた場合は、業者の見積りが正しく行われていないかもしれません。一度業者の方に尋ねてみると良いでしょう。
■塗装箇所は「全て」記載されていますか?
「施工中にあれこれと追加されてしまい、結局当初の見積りとはかけはなれた金額になってしまった。」
「施工中なので後戻りができなくなってしまった。」
なんてことはよく起こりうることです。
A社にあってB社にない項目がありましたら、そこの費用はどうなっているのかB社に確認した方がよいでしょう。
□塗料のランクは揃っていますか?
□塗装回数は3度塗りですか?
□見積もり項目に「ケレン(下地処理)」はありますか?
□塗装面積はどのくらい?
□塗装箇所は「全て」記載されていますか?
後悔のしないように業者を選びましょう。