2017年11月15日
なぜ、屋根カバー工法がスタンダードになった
屋根カバー工法は、既存の屋根を撤去せず新しい屋根材を上から取り付ける工法です。屋根の塗り替え時期は通常10年が目安と言われていますが、劣化速度は屋根の施工状態や気象環境などによって変わってきます。
最近ではカバー工法が主流になってきていますが、費用が安く短期間で工事が終わるため人気が出てきているようです。では、カバー工法にはどのような特性があるのか詳しくご紹介していきます。
カバー工法がスタンダードになった理由
カバー工法とは、劣化や雨漏れした屋根の上からガルバリウム鋼板を重ねしていく工法です。有能な技術を持つ業者であれば、施工後新品同様の仕上がりが期待できます。
「傷んだ屋根の上に重ねても問題ないの?」と思う方もいらっしゃいますが、二重構造にすることで断熱性や遮音性を向上させることができるため、仕上がりがワンランクアップさせることが可能です。
費用が安くてトラブル知らず
雨漏りしている屋根を塗装する場合は、雨漏りしている箇所を特定するための下地調査を行わずすぐに塗装してしまうので問題が改善されないことがよくあります。
しかし、カバー工法は傷んだ屋根に防水シートをり、さらにガルバリウム鋼板を取り付けていくので雨漏りに大変有効な対策になります。元の屋根を補修したり撤去したりする作業もないので、その分費用を抑えることも可能です。
屋根の修理費用はとても高額になることが多く、アスベストやアスベストなどの影響も考慮しなければなりません。2004年以前に生産されたスレート屋根材にはアスベストが含まれているものが多くなっています。
現在は、アスベストを含有する屋根材の使用や販売は禁止されているのはご存知でしょうか?アスベストを撤去するには、専門の資格を持つ者でなければ取り扱うことができません。処分を行う際も多額な処分費が必要になるでしょう。ですから、既存の屋根を撤去しなければアスベストが飛び散る心配もありません。
カバー工法は環境に優しい
屋根のリフォームは、新築と違い取り壊して廃棄する工程が発生するため、材料費や人件費以外に多くの費用がかかってしまうでしょう。しかし、カバー工法を採用した屋根のリフォームであれば、解体費や撤去工事、廃棄物処分費などは必要ありません。
名古屋市周辺の地域を中心に展開するサンリツホームでは、お客様だけでなく環境に良い最適なプランニングを行っております。価格の安さだけでなく、経験から見据えたプランをご提供いたしますので、屋根や外壁のお悩みが少しでもございましたら、お気軽にご相談ください!
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