2017年11月27日
なぜ、外壁が原因で雨漏りをする場合があるのか?
「雨漏り」と聞くと、屋根に穴が開いていたり屋根材が劣化していたりということを想像する人が多いかもしれません。しかし実は、屋根だけでなく外壁が雨漏りするということもあるのです。
外壁の雨漏りは屋根の雨漏りと違って場所が特定しにくく、修理が遅れてしまいやすい部分です。外壁が原因で雨漏りする場合を見ていきましょう。
外壁材の劣化
外壁は外壁下地、素材、塗装などによって防水されています。耐水性に優れた外壁素材を利用し、加えて塗装によって防水性を高めるなど様々な方法がありますが、これらの素材や塗装の劣化によって雨漏りが起こる場合があるのです。
外壁材にはモルタル、サイディングなどがありますが、どの素材を使った場合も定期的なメンテナンスは欠かせません。素材によって劣化のスピードに差がありますが、多くの素材は10年程度でメンテナンスが必要になると言われています。
劣化を放置したり、適切なメンテナンスが行われなかったりすると、外壁からの雨漏りが起こりやすくなってしまうのです。
壁の損傷
外壁材や塗料で防水を工夫した場合でも、壁自体に穴があったり隙間があったりする場合は雨漏りが起こってしまいます。
サイディングの場合は、シーリング材の剥離や破断、欠落がないかをしっかりチェックしましょう。外壁にモルタルを塗っている場合も、乾燥によるひび割れなどに注意しなければなりません。
自然災害による雨漏り
台風によって外壁が横殴りの雨に長時間さらされると、屋根との境目に雨漏りが起こる可能性があります。外壁の防水は上から雨が降ることを想定しているので、強い台風に対応しきれず雨漏りしてしまうことがあるのです。
また、地震によって外壁の塗膜にひびが入ってしまうこともあります。日本は地震が多い国なので、塗料を選ぶ際には建物の揺れに追随するものを選ぶようにしましょう。
外壁からの雨漏りは日常生活に影響を及ぼすだけでなく、建物自体の劣化に繋がってしまうので、雨漏りしてしまう前にきちんとメンテナンスを行う必要があります。サンリツホームでは、名古屋市周辺の雨漏り対策や外壁のメンテナンスなど様々なご相談を承っています。
相談はもちろん無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
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