2017年12月06日
省エネリフォーム(断熱リフォーム)の基礎知識
省エネ・断熱リフォームは、暮らしの快適さだけでなく、エコロジーと光熱費の削減を同時に実現できるリフォームです。工事にかかる税金が優遇されたりと、注目を集めているリフォームですが、余りよく知らないという方も少なくありません。
省エネリフォームの基礎知識を見ていきましょう。
省エネ(断熱)リフォームとは
省エネリフォームとは、断熱改修工事を行って住宅をリフォームすることを言います。
断熱工事によって夏は涼しく、冬は暖かい住宅にすることで、エアコンや暖房器具の使用を減らし、地球環境に優しい暮らしを実現することができるのです。また、冷房・暖房器具の使用を減らすことで家計の負担も軽くすることができます。
リフォームの方法
省エネリフォームには、壁の外側に断熱材を張り付ける「外断熱」と、床や天井の内側に断熱材を詰める「内断熱」の2つの方法があります。日本国内では内断熱の方が普及率が高く、外断熱に比べると施工にかかる費用も安価です。
外断熱は施工費用が高めですが、建物全体を覆うことができるので、断熱性により優れており、室内の温度差が小さくなるなどのメリットがあります。どちらにもそれぞれメリット・デメリットがあるので、現在の建物の状態に合わせた選択が必要です。
断熱材の種類
断熱材には、大きく分けて繊維系、自然素材系、発泡プラスチック系の3つがあります。最も多く使われているのが「グラスウール」と呼ばれる繊維系の素材で、価格も比較的安く、機能性に優れているのが特徴です。
羊毛を原料とする断熱材は、自然素材なので健康・環境に優しい素材ですが、高価であることがネックです。発泡プラスチック系の断熱材として有名なのは、「ビーズ法ポリスチレンフォーム」です。
湿気に強く軽いのが特徴で、配管などの保湿材として使われることも多い素材です。 断熱材を選ぶ際は、地域の気候や工事する箇所に適した素材を選ぶようにしましょう。
サンリツホームでは、断熱材の特性や特徴をしっかりと説明し、お客様に納得していただいた上でリフォームを行っています。建物の状況・名古屋市の気候を踏まえて最適な省エネリフォームを提案させていただきます。
省エネリフォームを検討している場合は、ぜひサンリツホームまでご相談ください。