2018年01月02日
寒さの解決のカギを握る断熱効果について
冬は暖房をていてもなかなか部屋が暖まらないという経験はありませんか?日本では、断熱という考えが元々なく、寒いことは当たり前だという考えを持っていました。しかし、現代では断熱効果を考えた家の構造にすることが主流になっています。
今回は、そんな家の断熱効果にいてみていきましょう。
寒くなる原因は空気が逃げてしまうから
寒さを解決するカギになるのは、『窓』です。室内の空気を暖房で暖めたとき、約58%が窓から逃げていくと言われています。窓の近くにいると寒さを感じるのは、窓から冷たい空気が入ってくるためです。
日本の窓はアルミサッシで作られることが多いのですが、アルミは熱だけでなく冷気も伝えてしまうので、冷たい空気が窓から入ってきてしまうのです。日本では約90%がアルミサッシの窓ですが、アメリカではわずか16%の家庭でしかアルミサッシは使われていません。
なぜなら、アルミサッシの断熱性が低いためアルミサッシを禁止し、樹脂サッシの導入が進んでいるからです。日本と同じくらい、もしくは日本よりも寒いアメリカではこのような対策が既に取られています。
寒さを和らげる対策
上記で寒くなる原因について解説してきましたが、実際に寒さを和らげるためにはどのような対策を行った方が良いのでしょう?
・カーテンレールの取付け位置を変える
窓枠のすぐ近くにカーテンレールがあると、上部が空いてしまい暖まった空気が逃げやすくなってしまいます。
そのため、カーテンボックスをたり、天井にカーテンレールを直したりすることで窓を覆う面積を確保し、寒さを軽減させることが期待できます。
・窓を二重にする
窓を二重にすると、間に空気の層を作ることができ、冬の寒さ対策はもちろん、夏のクーラーの効果を高めることが期待できます。1年を通して省エネ効果を得られるのです。
また、二重窓にすることで、防犯性や防音性も高められるというメリットがあります。
冷たい空気をシャットアウト
暖かい空気が逃げ、冷たい空気が入り込むことで寒さが増してしまうのであれば、窓際から冷たい空気をシャットアウトしてしまいましょう。もちろん、窓以外にも床や壁に断熱材がしっかりと使用されていることも重要です。
名古屋市で断熱リフォームを検討されている方は、ぜひサンリツホームにご相談ください。
家によって最適な方法は様々です。皆さんの暮らしが快適になるようなお手伝いをいたします。
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