2018年01月10日
ガルバリウム鋼板を用いるときの注意点
外壁材の中でもガルバリウム鋼板はデザイン性があり、錆びにくく耐久性や耐震性が高いと近年人気が高まっています。ですが、ガルバニウム銅板を用いる際には注意点もあるので気をつけましょう。
注意点その(1):傷がつきやすい
薄くて軽量のガルバニウム銅板ですが、その薄さによって起こるデメリットもあります。平均的に0.4mm程度の薄さとなるので、傷がつきやすいです。
風によって物が飛んできたり、倒れてしまうとへこみが生じてしまうだけではなく、傷がついてしまう可能性があります。傷がつくと表面に施されているメッキが剥がれてしまい、雨などが長く触れていることで赤カビが発生してしまうのです。
そのため、家の周りに倒れる危険のある自転車や子どものオモチャなどを置かないようにしなくてはなりません。
注意点その(2):結露の発生
ガルバニウム銅板のデメリットとして、他の外壁材と比べて結露が発生しやすいことがあります。ガルバニウム銅板には断熱効果が期待できないため、その欠点を補うために隙間を作らずに施工しています。
気密性が高まるので温かさは増しますが、隙間がないので湿気が発生しても逃げ道がなく、結露が発生しやすくなってしまうのです。そのため、結露対策を施すことが重要となるでしょう。
注意点その③:もらい錆に気をつける
錆のある金属製品が付着することで、錆だけが移る現象のことを「もらい錆」と言います。家の中ではキッチンのシンクで起こりやすい現象ですが、ガルバニウム銅板でも同じようなことが起こり得るのです。
錆付いたスコップや自転車を放置していたことで、風などで外壁に接触した状態が続いてしまうと、もらい錆が発生する可能性が高いので十分に注意してください。
上記のようにガルバニウム銅板を外壁に用いた場合には、いくつかの注意点があります。このほかにも、気をつけなければいけない点もあるので名古屋市周辺にお住まいの方で、ガルバニウム銅板を使用したリフォームを考えているのであれば、ぜひサンリツホームまでご相談ください。
ガルバニウム銅板の特性や特徴をしっかりと説明し不安点を取り除いたリフォームをご提案させていただきます。納得のいくリフォームを行えるようお手伝いいたします。
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