2018年01月15日
「水回りの移動」ポイントと基礎知識
トイレやキッチン、お風呂など、水回りの設備を移動させたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。水回りは頻繁に利用する場所なので、ライフスタイルに適した場所へ移動させることで、生活をより快適にすることができます。
今回は、水回りの移動に関するポイント、基礎知識をご紹介していきましょう。
水回りの移動は、排水管の経路に注意
水回りの移動は、排水管の経路によって移動できる範囲が決まります。排水管は水を流れやすくするために勾配を付ける必要があるので、床下にある程度の高さが必要なのです。
一戸建ての場合は、床下に十分な高さがある場合が多いのでそれ程問題にはなりませんが、マンションや集合住宅の場合は注意が必要です。マンションでリフォームを行う場合、移動することのできる給排水管は横に延びた専有部のみになります。
また、マンションの構造や規約によって、床下のリフォームが禁止されている場合もあります。
まずは、リフォームが可能かどうかを確認してみましょう。
費用の相場
水回りの移動工事費用は、洗面台・トイレが20万~40万円、キッチンは40万~70万円、お風呂は70万~120万円がおおよその相場となっています。しかし、水回りの移動にかかる費用は、移動前に使用していた設備を移動先でも使用するかどうかによって大きく変わります。
設備ごと新しくする場合は、移動工事費用に加えて設備の本体価格、移動前の設備の処分費用がかかることになるため、リフォーム費用も高額になるでしょう。新しい設備も、グレードや機能によって大きく価格が異なるので、事前にしっかりと見積りを出しておかなければなりません。
失敗しないリフォーム業者選び
水回りの移動リフォームを依頼する場合は、これまでのリフォーム事例などを参考にして業者を選ぶと良いでしょう。水回りの移動リフォーム事例が複数ある業者であれば、配管や排気ダクトの経路などについても、適切な知識を有していると考えられます。
水回りは、水漏れや詰まりなどのトラブルが起きやすい場所なので、リフォーム業者選びも慎重に行わなければなりません。
サンリツホームでは、最新設備の取扱いはもちろん、水回りの不満・不便さを解決するアイディアをご提案しております。名古屋市で水回りの移動を検討されている場合は、ぜひサンリツホームにご相談ください。
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