2018年02月22日
屋根リフォームの3工法を比較して3つの違いについて知ろう!
年月の経過とともに住宅が劣化してきたため、リフォームを検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
特に屋根が劣化して家の中に雨が浸水してくる、いわゆる雨漏りが生じている場合は早急にリフォームを行う必要があります。
雨漏りが生じると屋根裏は湿度が高くなり、カビの原因となってしまうのです。健康を害する危険性もあるので、心地よく生活するためにもリフォームは必要です。
屋根のリフォームには「塗り替え工事」「重ね葺き・重ね張り工事」「葺き替え・張り替え工事」と言う、3つの工法があります。
これら3つの工法は建物の劣化状況によってどれにするかが決まります。
今回は「屋根リフォーム3つの工法」をそれぞれ比較していきます。
【屋根リフォームの工法比較】
・塗り替え工事
屋根リフォームの3つ工法の中で一番手軽でポピュラーな工事が「塗り替え工事」です。屋根は紫外線や雷雨の影響で日々劣化しています。塗り替え工事は、既存の屋根の表面に新たな塗料を塗って屋根の素材を守る工事です。
塗り替え工事の施工前に高圧洗浄で屋根の表面についている汚れを落としてから下塗り、上塗りを行います。費用はおよそ30万円からとなっています。
工期は約5日前後、使用する材料は塗料で、塗料の種類によってデザインは様々ですが、色はある程度限られています。
・重ね葺き工事
塗り替え工事は既存の屋根の表面に塗料を塗る工事ですが、重ね葺き工事は既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねて設置する工事です。
既存の屋根の上に重ねて設置するので、負担を軽くするために金属屋根などの軽量な屋根材を選びます。
既存の下地に劣化状況がない場合や、屋根の見た目を大きく変えたい方にオススメの工事となっています。工事にかかる費用は約50万円からとなっています。
工期は7日間以上、使用する材料は金属屋根、使用する屋根材の色は限られています。
・葺き替え工事
既存の屋根を撤去して、下地から新しい屋根に取り替える工事です。上記の二つの工事に比べて大掛かりな工事になります。屋根がひどく劣化して雨漏りしている場合などには葺き替え工事する必要があります。
葺き替え工事は重ね葺き工事と違い、新しく施工する屋根材にはいくつかの種類から選べます。
費用は約70万円からとなっています。工期は8日間以上、材料はストレート屋根、金属屋根、瓦など様々です。使用する屋根材によってデザインは変わってきます。
今回は、屋根のリフォームの「塗り替え工事」「重ね葺き工事」「葺き替え工事」の3つの工法を比較してみました。屋根は紫外線や雨水などの外的要因によって日々劣化しています。
家を守ってくれている屋根だからこそ、安全で住みやすい屋根にしたいですよね。
長く家に住みたいとお考えの方は是非一度屋根リフォームを検討してみてください!