2018年02月14日
外壁塗装のシーリング「打ち替え」と「打ち増し」とは
最近の住宅には、シーリングを施した外壁が主流になってきています。シーリングが老朽化してくると、「打ち替え」や「打ち増し」などの改修工事をすることになるのですが、そもそもシーリング工事とはどのような目的で行われるのでしょうか?
打ち替えと打ち増しの違いについても併せてご紹介していきます。
シーリング工事の必要性
シーリング工事は、建物の防水性と耐震性を向上させるために行う工事です。シーリングは隙間を埋めて水が侵入するのを防ぐ効果があります。シーリング材がゴムのように密閉してくれるので、水を通さない外壁塗装を行うのになくてはならないものです。
耐震性については、地震の揺れで外壁が動いたりずれたりする際のクッションの役割を担っています。完全に遊びがない状態になると外壁がひび割れたりするので、ある程度の揺れに対応するための特性も備えています。
打ち替えと打ち増しの違い
打ち替えは、既存のシーリング材を全て撤去して新しいシーリング材を打ち直すことです。一方、打ち増しは既存のシーリング材の上から新しいシーリング材を打つことを言います。
建物にはシーリング材を使用する箇所がたくさんありますが、経年劣化によってひび割れたり剥離してきたりします。そのままにしておくと、建物内に雨水が入り込み腐食してしまうので、シーリングが劣化している場合は、すぐに対処しなければなりません。
劣化したシーリングにお困りの方は
シーリング工事は、5~10年くらいを目安に劣化してくることが多いです。外壁塗装の際に、「打ち替え」にすべきか「打ち増し」にすべきか悩んでしまうかもしれませんが、費用を比較してみると全面的に打ち替えするよりも打ち増しした方が断然安く収まります。
しかし、耐久性に関してはいくら破損していないとは言え、全面的に回復させるわけではないので、それほど回復は見込めないかもしれません。ければいけない可能性もあるので、塗り直しの際は全面的に打ち替えしてしまった方が耐久性も確保できるでしょう。
外壁塗装は高所の塗り替えのために足場をかける必要があるので、同じタイミングで打ち替えを行った方が効率的と言えます。
サンリツホームでは、名古屋市を中心に実際に外壁塗装するシーリングの状態を確認してから施工内容をご提案させていただきます。既存のシーリングをチェックした上で、打ち替えにするか打ち増しにするかを判断するので、シーリングの劣化にお悩みの方は一度サンリツホームまでご相談ください。
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