2018年03月30日
リフォーム詐欺の手口にはどんなものがある?|名古屋のリフォーム業者が解説
「おばあちゃん、俺だよ俺だよ。」と言って人の善意を踏みにじりお金を得るおれおれ詐欺、身に覚えのない代金を請求する架空請求詐欺、世の中にはたくさんの種類の詐欺があります。
残念ながらリフォームでも詐欺に巻き込まれる可能性はあります。後で後悔しない為にも事前にその種類を知り、対策しておく必要があります。
■リフォーム詐欺の手口
リフォーム詐欺の手口には大きく分けて二種類があります。
お金だけ受け取って逃げてしまうタイプと工事に見合わない金額を請求してくる悪徳商法タイプです。
前者には前受金だけ受け取って工事はしてくれないといったケースや、工務店の従業員を装ってお金を受け取るといったケースがあります。
いずれも一度支払ってしまうとお金が戻ってこない可能性が高いですので、十分注意が必要です。
後者の悪徳商法タイプには、見積書の内容よりはるかに高い金額を請求されるものや、必要のないところまで無理やり工事を行ってくるといったものがあります。
見積もりと請求額が、ある程度異なるのは仕方のないことでしょう。そのため、請求額が高いことを責め立てることが難しく、解決に手間がかかるのが面倒なところです。
■詐欺に引っ掛からないためには
これらの詐欺や悪徳商法に引っ掛からないためには、詐欺師の特徴を知り事前に対策を練っておくことが重要です。
まずいきなり家に押しかけ、強引に点検を始めようとする、リフォーム会社と名乗る者が来たら警戒しましょう。
もし家の中を見てもらって「ひび割れがあります」「いますぐ直しておきましょう」と言われても、工事は後日にしてもらい、”決してその場でお金を払わない”ように意識してください。
その場で契約を済まして、工事に来る日を決めておくと言われても、その会社の見積もりが正しい保証はありません。一度帰ってもらうことが大切です。(帰ってもらえないような会社はなおさら怪しいです。)
今少し触れましたが、リフォームを依頼する時には必ず見積もりを事前に受け、他のいくつかのリフォーム会社の見積もりと見比べましょう。
こうすることで、明らかに金額の違うリフォーム会社を選択肢から外すことができ、見積もりの内容が正確かどうか他の見積書と比べることができるのです。
事前に施工の基本的な知識を学んでおき、いくらくらいの見積もり額が妥当か判断できるようになっておくとなお安心できます。
■まとめ
リフォームで詐欺の被害者にならないためには、お金を慎重な検討なしには払わないと肝に銘じておく必要があります。
リフォームが必要だと分かっても、いくつかリフォーム会社の見積もりを受けながら工事内容を検討していくことは可能ですので、工事は焦らず進めていくようにしましょう。