2018年02月27日
外壁塗装に使われる弾性塗料って何?
家の外壁は外壁塗料が劣化してくると壁面にヒビが入ってきます。ヒビの大きさによっては外壁が崩れたり雨漏れが発生したりすることもあるので注意しなければなりません。適切な対処方法としては「弾性塗料」で修復する方法がおすすめです。
今回は弾性塗料を知らないという方のために塗料の特徴や効果についてしていきましょう。
弾性塗料とは?
弾性塗料とは名前の通り弾力性のある塗料を指します。通常の外壁塗料より約10倍もの弾力性があり塗膜が厚いのでゴムのように伸びます。
外壁に入ったヒビに弾性塗料を塗ると塗膜が伸びてヒビを埋めていくことができます。弾性塗料の効果は外壁に塗ることで初めて効果を発揮しヒビ割れのカバーだけでなく外壁寿命を長持ちさせるのも大きな特徴です。
しかし弾性塗料は希釈率の規定が決まっていてドロドロとしているため非常に塗装しにくいです。ですから弾性塗料のような弾力性はないが通常の塗料よりも少し弾力性のある微弾性塗料を使って塗装する場合もあります。
外壁塗装に弾性塗料を塗るときの注意点
弾性塗料はヒビが入りやすいモルタルの外壁に使用するための塗料として開発されたものです。モルタルの外壁にヒビが入った際には弾性塗料で修復するとヒビが目立ちにくくなります。
しかしサイディングの外壁では弾性塗料を使うことはありません。サイディングは断熱性が高く夏場は80℃程度の表面温度になるので弾性塗料のように粘度の高い塗料を塗ってしまうと泡立ってしまいます。
見た目も悪くなってしまいますしシーリングのヒビ割れを修復することもできないでしょう。サイディングの外壁の場合は別の塗料で外壁塗装することをおすすめします。
弾性塗料の塗装方法は2種類
弾性塗料は複層と単層どちらかの塗装方法で施工されます。複層は下地を塗ってから2度中塗りをし更に上塗りを2度行うのが一般的な塗装方法です。
5回も塗料を重ねていくので費用や施工期間がかかってしまいますがその分と外壁が長持ちします。単層の場合は中塗りをしない塗装方法です。外壁塗料を選ぶ際は外壁の素材に合わせた塗料選びをしなければなりません。
外壁のヒビ割れや塗装に関する疑問がある方は名古屋市のサンリツホームまでください。
外壁塗料は劣化が進んでくると施工方法も難しくなってきますがサンリツホームでは熟練の職人技により建物を長く維持させるために最善の施工内容に特化しています。
外壁の気になる点やおすすめの塗料などについての相談も承っていますのでいつでも気軽にください。
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