2018年03月07日
知っておきたい防カビ塗料の基礎知識
外壁のカビは、建物の外観を損ねるだけでなく、喘息やアレルギーなど、健康にも悪影響を及ぼす場合があります。カビの発生を防ぐために活用したいのが、「防カビ塗料」です。
今回は、防カビ塗料の基礎知識をご紹介いたします。
防カビ塗料とは?
防カビ塗料には、カビの発生を防ぐ効果のある「防カビ剤」が配合されています。建物からは60種類近くの菌が検出されると言われており、市販の防カビ剤やカビ取り剤では除去・抑制が難しいものも多数あります。
防カビ塗料は、対応できる菌の多い強力な防カビ剤を配合することで、長期間にわたってカビの発生を防げるようにしているのです。防カビ塗料には、大きく分けて、アクリル樹脂のものと水性のものの2種類があります。
防カビ塗料のメリット
防カビ塗料における最大のメリットは、やはりカビの発生・繁殖を抑制することができるという点です。カビの発生を抑えることで、建物の外観を美しく保つことができ、健康的な生活を送ることができます。
また、防カビ塗料には、カビ以外の汚れが付着するのを防ぐ特徴もあります。カビは、壁に付着した汚れや塗料に含まれる有機物などを栄養に繁殖します。汚れの付着を防ぐことで、カビの繁殖をより効果的に抑制することができるのです。
日当たりや気候によって、カビの発生しやすい部分としにくい部分がある場合もあるでしょう。防カビ塗料は、部分的に使うことも可能です。場所に合わせた塗料を使うことで、より効率良く建物の劣化を防ぐことができます。
防カビ塗料のデメリット
カビや汚れに強い防カビ塗料ですが、その効果や機能は、塗料の種類によって異なります。塗料を選ぶ際は、対応できる菌の数や、耐用年数に注意しなければなりません。防カビ塗料の耐用年数は、5、6年の場合が多いです。
耐用年数を超えると防カビ昨日が損なわれてしまい、汚れが付着したり、カビが発生したりしやすくなってしまいます。防カビ機能を保つためには、定期的なメンテナンスが必要になることを覚えておきましょう。
塗料を選ぶ際は、機能や特徴、メリット・デメリットを理解しておくことが重要です。塗料や外壁塗装に関する疑問・質問がある方は、ぜひ名古屋市のサンリツホームまでご相談ください。
塗料の機能や特徴についてしっかり説明し、納得していただいた上で工事に取りかかります。相談はもちろん無料ですので、どうぞお気軽にお声かけください。
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