2018年04月06日
屋根塗装の縁切り・タスペーサーは必要なのか?
屋根塗装の工程の1つに、「縁切り」「タスペーサー」というがあります。縁切り・タスペーサーは、スレート瓦を利用した屋根に塗装する場合に必要な工程です。しかし、何のために縁切りをするのか知らないという方も多いのではないでしょうか。
今回は、縁切り・タスペーサーの必要性についてご紹介いたします。
縁切り・タスペーサーとは?
縁切りは、スレート屋根に塗装を行った後、屋根材の重ね目にカッターで切れ目を入れ、隙間を作る作業のことを言います。以前はカッターを使った縁切りが主流でしたが、現在は「タスペーサー」という部材を屋根材の間に挿入し、隙間を作る場合が多くなってきています。
屋根の面積が大きいほど多くのタスペーサーが必要になりますが、30坪の屋根の場合はおよそ1000個のタスペーサーが必要で、費用は3~5万円程度です。タスペーサーを利用する場合は、カッターを使った縁切りをする必要はありません。
カッターを利用した縁切りは手間・時間がかかる上、塗装に傷がついてしまう場合もあります。タスペーサーの挿入は縁切りよりも時間がかからず、塗装に影響が出ることもありません。そのため、現在は縁切りよりタスペーサーの挿入が行われる場合が多くなっています。
縁切り・タスペーサーは何のために必要なのか
屋根は雨や風から住宅を守るですが、屋根材の下に雨水が入り込んでしまうことも少なくありません。塗装で屋根材の隙間が埋められてしまっていると、屋根材の下に入り込んだ雨水が排出されず、屋根材の腐食や雨漏りの原因となってしまいます。
名古屋市は雨の少ない地域ですが、梅雨の時期には湿度が大変高くなります。縁切りやタスペーサーの挿入が行われていないと、湿気や空気が室内にこもり、断熱材や木材が腐ってしまうことも考えられます。縁切り・タスペーサーの挿入は、住宅の耐久性を高め、生活を快適にするために欠かせない作業なのです。
屋根塗装はサンリツホームにご相談を
屋根塗装を検討中の方の中には、縁切り・タスペーサーの必要性、塗料の種類などに疑問を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな場合は、ぜひ名古屋市のサンリツホームまでお問い合わせください。
施工内容や工事に使う材料についてしっかりと説明した上で工事に取りかかります。屋根塗装をはじめ、リフォーム、外壁塗装を検討されている方は、ぜひサンリツホームまでご相談ください。
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