2018年05月01日
お肌の大敵“紫外線”は、外壁にも想像以上にコワい!

お肌の大敵“紫外線”は、外壁にも想像以上にコワい!
“白い粉”と“やせはじめ”に気をつけよ!?
こんにちは。ゴールデンウイークは皆さんお出掛けになりましたか? この季節は気温もちょうど良く、外で楽しむ方も多いはず。そのときは日傘や帽子、日焼け止めクリームをお忘れなく。肌や頭皮にダメージを与える紫外線は、シミやシワだけでなく抜け毛の原因までつくってしまうそうですよ。
さてそんな“悪者”の紫外線ですが、これは家にとっても同じ。その悪影響は皆さんの想像以上だと思います。家を劣化させるものの一つに雨がありますが、それ以上に怖いのが紫外線なのです。今日は、そんな紫外線による外壁の劣化の代表的な初期症状についてお話したいと思います。
白い粉は、寿命のサイン!
べったりついたら、劣化が進んでいます。
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一つ目は、塗装面やサイディングの表面にあらわれる「チョーキング」についてです。チョーキングは日本語で白亜化とも呼ばれる現象で、紫外線によって塗膜内の樹脂が劣化し、塗膜に含まれる顔料がむき出しになる状態です。
特徴は白い粉。外壁などを手のひらでさっと触ったとき、白い粉がつくようならチョーキングが起こりはじめています。ホコリ汚れのようなものしかついてこなければ、外壁はまだ健康です。チョーキングは塗装寿命のサインとも言われているので、白い粉が気になりはじめたら点検を受けることをおすすめします。
紫外線が当たりやすい南側などは劣化が早く、場所によってそのスピードが異なるので修繕の時期や場所は業者としっかり相談すると良いですね。チョーキングが進むとひびとなり、それが雨漏りとなって修理費もかさんでしまいます。
コーキング剤の劣化は、想像以上に早い!
やせ・ひび・はがれを、要チェック。
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次にチェックしたいのは、シーリング(コーキング)材の“やせ”現象です。シーリング材は、窓のサッシや外壁の
防水に欠かせない素材ですが、これも紫外線によって劣化が進みます。
こちらの劣化サインはやせ、ひび割れ、はがれなど。注意したいのは一緒に施工したサッシやサイディング材
より劣化が早いという点です。サイディング材なら10年~15年の寿命がありますが、シーリング材は早いものだ
と5~6年目くらいから劣化がはじまってしまいます。しかしシーリング材は補修もしやすいので、見つけたら早めに
業者に相談し手当しましょう。
さて、あと1カ月もすると梅雨に入り、ひび割れや雨漏りがあると家はさらに傷んでしまいます。家の傷みは
小さなうちに修理すれば、コストも期間もダメージも小さく済ませられます。気になる部分が出てきたら、工事を
すぐに決めなくても良いので、まずは専門家に相談し、今後のメンテナンスの予定を組むと良いですね。
サンリツホームでは、皆さんの家のホームドクターとして“いつでも声をかけられる”存在でありたいと思ってい
ます。相談はもちろん無料、点検も行いますのでお気軽にお電話ください!