2018年06月24日
雨漏りに強い外壁塗装の塗料とは?|名古屋のリフォーム業者が解説
「屋根の雨漏りは聞いたことあるけど、外壁って雨漏りの原因になるの?」
そのようにお考えになったことはありませんか?
雨漏りの原因はすべて屋根にあると考えている方も多いのではないでしょうか。
実は、外壁が雨漏りの原因になる場合もあるのです。
そこで今回は、「塗料の耐久性」と「雨漏りに強い塗料」をご紹介します。
◎外壁塗装の塗料の耐久性とは
外壁塗装の塗料には、耐久年数があります。
同じ塗料であってもグレードの違いがあったり、各メーカーによって幅があったりします。
外壁塗料がきちんと機能することができる年数の目安は、次のようになります。
・アクリル系:5~7年
・ウレタン系:8~10年
・シリコン系:10~15年
・ラジカル制御形:12~15年
・フッ素系:15~20年
・光触媒系:15~20年
・無機系:20~25年
耐久年数が長い塗料ほど価格は高くなってしまいますが、その分塗料の質も比例して良くなるので、安ければ良いというものではありません。
◎雨漏りに強い外装塗装の塗料とは
雨漏りに強い塗料にしたいという方におすすめの塗料を2種類ご紹介します。
・ウレタン系
ウレタン系の塗料は、塗膜で防水する工法として現在主流になってきています。
液体ウレタンを複数塗り、防水層をつくります。
柔らかい性質を持つという特徴があるので、壁の継ぎ目に密着して防水膜をつくります。
また、木材で作られた外壁にも使用できるため、様々な箇所で活躍できる塗料と言えるでしょう。
しかし、シリコン系やフッ素系の塗料ほど、長持ちはしないというデメリットがあるので注意が必要です。
・FRP(ガラス繊維強化プラスティック)
FRPというガラス繊維強化プラスティックを塗り、防水層をつくります。
仕上がった防水層は、繋ぎ目のない層になり、見た目も綺麗になります。
5層に重なった塗膜により、高い防水性を発揮してることでしょう。
用途によって幅はありますが、木造の建物であれば最も強い工法だと言われています。
軽量で耐久度が高く、施工も早く済むというメリットがある一方で、地震の揺れに弱いとったデメリットがあることも知っておきましょう。
◎最後に
今回は、「塗料の耐久年数」と「雨漏りに強い塗料」をご紹介しました。
外壁が、雨漏りの原因になる可能性は少なからずあります。
外壁塗装の防水工事を考えているという方は、参考にしてみてはいかがでしょうか。
もしお悩みごとがございましたら、株式会社サンリツホームに一度ご相談ください。