2018年07月30日
「シックハウス症候群」に関する基礎知識
シックハウス症候群という言葉を聞いたことがある人も多いでしょう。ですが、原因や症状、対策方法など細かく把握していますか?大切な家族の健康を守るためにも、シックハウス症候群について正しく理解していきましょう。
シックハウス症候群とは?そんな症状を引き起こす?
シックハウス症候群は、家や家具などに含まれている有機化学物質が空気中に発生することで引き起こす症状の総称となります。
症状としては、
・頭痛
・鼻の詰まり
・鼻の痛み
・目の障害
・喉の痛み
・皮膚の刺激
・呼吸障害
・吐き気
・嘔吐
・全身倦怠感
などが挙げられます。
新築の家に引っ越しをすることで症状が表れると考えている人も多いのですが、壁紙のリフォームや床材のリフォームをした後や、新しい家具を購入したときにも症状が発生しやすいので注意が必要です。
シックハウス症候群の原因とは?
シックハウス症候群の代表的な原因としては、家の建材や家具に含まれている化学物質による有毒なガスです。ホルムアルデヒドやアセトアルデヒド、キシレンやトルエンなどがあり、気温が高くなると発散量も増えていくと言われています。
そのほかにも、カビやダニ、家の気密性が高いことでシックハウス症候群は引き起こります。
シックハウス症候群の予防や対策法とは?
シックハウス症候群の予防としては「換気」が有効です。窓を閉めきった状態が続くと室内の化学物質の濃度が高くなるだけではなく、高温多湿の時期には湿気が溜まりやすくなってしまうので、カビやダニの発生も増えてしまいます。換気を行うことで防ぐことができるので、最低でも1日1回は換気をするように心がけましょう。
また、カビやダニの発生を防ぐためには「掃除」を行うことも大切でしょう。ホコリが溜まってしまうとダニが繁殖しやすくなってしまうので、掃除気を使用してしっかりと吸い取ることが大切です。また、浴室や洗面所、シンクなどの水滴を拭き取り、カビの発生を予防しましょう。
リフォームをして新しい暮らしが待っていると心躍らせる人も多いですが、シックハウス症候群にならないための対策が必要となります。化学物質を使用しないリフォームについて、名古屋市内にお住まいの方もお気軽にご相談ください。
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