2018年10月04日
ユニットバスの本来の意味とは?|名古屋のリフォーム業者が解説
みなさんは、ユニットバスについてご存知でしょうか?
多くの方はユニットバスというと、ホテルなどにある、バス(お風呂)とトイレが一緒になっている形態のものを想像するかもしれません。
しかし、ユニットバスの本当の意味はそれらとは少々異なります。
そこで今回は、そのユニットバスについて詳しくご説明します。
□ユニットバスの意味について
ユニットバスとは、周りの壁・天井・床が一体になっているお風呂のことを言います。
防水性の高い素材を使って、あらかじめ壁・床・天井・浴槽の型を作っておき、現場に搬入した後組み立てて作られるものがユニットバスなのです。
そのため、お風呂とトイレ・洗面台などが一緒になっているものをユニットバスというわけではありません。
ちなみに、お風呂にトイレや洗面台が一緒になっているものは、正式にはそれぞれ2点ユニットバス(お風呂・洗面台)、3点ユニットバス(お風呂・トイレ・洗面台)と言います。
そのため、これらをユニットバスと呼ぶ方が多いのです。
□システムバスの意味について
ユニットバスとは別に、システムバスという言葉を聞いたことがある方も少なくないと思います。
では、これらにはどういった違いがあるのでしょうか。
実は、ユニットバスの意味とシステムバスの意味はほとんど変わりません。
しかし、これらは並行して使用される場合があります。
それは、先ほどご説明したようにお風呂とトイレ・洗面台が一緒になったものをユニットバスと認識している方が多く、それと区別するためです。
また、最近のお風呂には追い炊き機能やミストサウナ機能などの多機能システムが備えられていることが多く、これらは総称してシステムバスと呼ばれます。
そのため、ユニットバスとシステムバスは、意味の上では本来は同じものであると言えます。
また、ユニットバス(システムバス)は工場で製作して部材を組み立てるだけなので、リフォームがしやすいです。
他にも、タイル張りのお風呂とは異なり掃除がしやすいといった特徴が挙げられます。
こうした特徴を持つので、最近ではユニットバス(システムバス)の住宅も多くなっているようです。
ここまで、ユニットバスの本来の意味についてご説明しました。
本来の意味は、多くのみなさんの認識と異なるため、初耳だった方も多いのではないでしょうか。
これから新築やリフォームを検討されている方も、そうでない方も、ぜひ今回の内容を留意しておいてくださいね。