2018年09月25日
フローリングとは?|名古屋のリフォーム業者が解説
リフォームに関してよく「フローリング」という言葉を耳にしますよね。
みなさんはフローリングが具体的に何を指すかについてご存知でしょうか?
床=フローリング、と思っている方も少なくないのではないでしょうか。
フローリングと比較されるものとして、クッションフロアというものもあります。
これも床の材質の一つです。
これらはどちらも同じ床に使用される材質ですが、どう異なるのでしょうか?
そこで今回は、フローリングについてクッションフロアとの比較を交えながらご紹介します。
□フローリングとは?
まずフローリングとは一体何なのでしょうか。
フローリングは、床の材質として木質系の材料を使用したものを指します。
つまり、木を原材料とした床のことをフローリングと言います。
また、フローリングにも無垢フローリングと複合フローリングの2種類があります。
無垢フローリングは、その名の通り天然木から切り出された無垢材を加工したものであるため、天然木の木目の経年変化や自然の風味と温かみを楽しむことができます。
また、室内の湿度を調節する機能などを備えています。
一方で複合フローリングは、合板を張り合わせて作られたものであり、加工をすることで防水性や遮音性、傷や汚れに強い性能などの様々な機能を持つことができるという特徴を持ちます。
また、大量生産が可能なので、無垢フローリングに比べてコストをより低く抑えることが可能です。
□クッションフロアとの違いについて
フローリングとよく混同されるのがクッションフロアです。
クッションフロアとは塩化ビニール素材でつくられたシート状の床材を指し、クッション性・防水性に優れ、掃除がしやすいなどの特徴を持っています。
また、デザインのバリエーションも豊富であり、木目調のデザインにすればフローリングと同じような見た目の床に仕上げられます。
フローリングとクッションフロアとの主な違いは、その耐久性と見た目の高級感です。
シート状であるクッションフロアはやはり耐久性の面で劣化しやすく、それに加えどうしても安っぽく見えてしまいます。
その一方でフローリングは、劣化はするものの、耐久性に優れて高級感があるという特徴を持ちます。
ここまでご説明したように、フローリングは見た目の美しさに加えて機能面・耐久性の面でもメリットを持ちます。
コストの面ではクッションフロアに比べると少々高くなってしまいますが、長期的な満足度という点ではフローリングの方をおすすめします。
床の材質を選ぶ際には、今回の記事をぜひ参考にしてみてくださいね。