2018年10月01日
台風への備え、もう一度見直しを! 家の長寿は、小さなメンテナンスから!

台風への備え、もう一度見直しを!
家の長寿は、小さなメンテナンスから!
随分涼しくなってきました。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。しかし、9月のはじめに日本を襲った台風21号の威力はすごいものでしたね。関西ほどではなかったものの、このエリアでも屋根や看板が飛んだり、停電したり…。皆さんのお宅に被害はありませんでしたでしょうか?弊社にも修理の問い合わせが何件も入り、自然災害の怖さを感じました。そこで今回は改めて、台風対策のポイントを3つお伝えしたいと思います。
今年もまだ台風がやってくる可能性はありますし、今後の備えにもなります。一度、あなたの家も見直してみてくださいね。
①進化した! 全自動のシャッター(雨戸)。
窓を開けなくても開閉OK。防犯対策にも役立つ!
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皆さんの家は雨戸やシャッターをつけていらっしゃいますか?サッシが普及しその精度が高まってからは、雨戸自体をつけない家も増えてきました。しかし、今回の台風ではかなりの強風が吹き、大阪では窓ガラスが割れる被害も多く出たようです。瓦などの大きなものでなくても、小石などが勢いよく飛んでくるとガラスは意外なほど簡単に割れてしまいます。こうした被害から家を守るために、雨戸はかなり役立ちます。
昔は雨戸の開け閉めに苦労したものですが、最近の雨戸はシャッター式のものが多く、開閉も楽。人気が高いのは、自動で開閉できるタイプです。これなら窓を開けなくても、室内からボタン一つでシャッターの開閉ができますし、部屋の冷気・暖気を逃すことがありません。また時間設定をして自動開閉させることも可能。出かけていても開閉してくれるので、防犯対策にも役立ちます。
②家の屋根材は何? いつ点検しましたか?
これを即答できますか?
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大雨や強風の影響を受けやすい箇所の一つ、それが屋根です。定期的にメンテナンスをしていれば、台風が来てもそれほど心配をすることはありませんが、屋根は目が届かない部分だけに不具合が出るまで放置される方がほとんどなのです。
そこで質問です。あなたの家の屋根には何が使われているかご存じですか? 日本では主に「瓦」「スレート」「ガルバリウム鋼板」が使われていますが、あなたの家の屋根は何でしょう?一番わかりやすいのが瓦ですが、それが防災瓦なのか、軽量瓦なのかもご存じでしょうか?
屋根は素材ごとにメンテナンスの方法や耐用年数が変わります。まずは自分の家の屋根が何でできていて、直近で点検したのがいつだったのかはわかるようにしておきましょう。防災対策はまずは知ることから!どんな屋根でも10年を目安に点検は必要ですよ。そして、どんな屋根でもメンテナンスをすることで長持ちさせることが可能です!
③物置のアンカー、打ってありますか?
物置は簡単に動いてしまいます!
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物置がある家は、しっかりアンカーが打ってあるかどうか点検してみましょう。ホームセンターなどで物置を買って自分で組み立て、アンカーを打たずに使用している方がいらっしゃいます。「物置の中にタイヤやブロックなどの重いものを入れているから大丈夫」と思われているようですが、強風や地震で重量バランスや重心が崩れると、物置は簡単に転倒してしまいます。転倒すれば、家や車を傷つけたりするだけでなく、人に危害を加える可能性もあるので、ぜひアンカーを打って使用するようにしてください。また、鍵をしっかりかけておくこともポイント。強風で扉がずれると、物置自体が飛んだり転倒したりします。日頃から施錠のクセをつけましょう。
自然災害はないに超したことはありませんが、いつ何が起こるかわかりません。そんなときのために日頃から備えておきたいですね。サンリツホームでは、こうした防災対策もご提案しています。日頃からの小さな修繕が、家の長寿につながります。不安な点、気になる点のご相談などもお気軽にどうぞ。もちろん相談は無料です!
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