2018年11月13日
外断熱vs内断熱の注意点と失敗しないための基礎知識
新築を検討する際によく理解しておかなければならない知識として、断熱性能の問題が重視されます。日々の快適さは断熱性能によって変わってくるので、外断熱と内断熱の違いについて知っておく必要があるでしょう。
今回は、断熱性能を選ぶ際の注意点について解説していきます。
外断熱と内断熱の違いは?
外断熱は断熱材を住宅ごとすっぽり包み込む工法のことを言います。梁や柱、屋根など全てを断熱材で覆うため、構造体は室内と同じ温度で維持されるようになります。
一方、内断熱は構造部材間の空間に断熱材を詰めていく断熱工法です。一般的にはこの内断熱の工法を採用している業者が多いでしょう。外断熱よりも施工コストを安く抑えることができ、空調を使用する際は適温になるまでの立ち上がりが比較的早いという特徴があります。
外断熱のデメリットと注意点
外断熱の場合は家全体をそのまま断熱材で覆うため、建物の形状によって施工に手間がかかってしまう可能性があります。が少ないので、施工に慣れている業者を探すことも難しいでしょう。
また、部屋が温まるまでの時間がかかるので空調などの負荷率や消費電力が高くなり、コスト維持にも影響する傾向にあります。
内断熱のデメリットと注意点
外断熱は建物の内側と外側での温度差が生じにくいことから、結露の心配を防ぐことができます。しかし、内断熱は断熱材と防湿層の間に隙間ができやすく、水蒸気が断熱材に浸透する際、壁内部に結露が発生しやすくなります。
結露はカビやダニなどの原因につながってしまうこともあるので注意しなければなりません。内断熱を採用した場合は結露対策を取ることをおすすめします。
外断熱・内断熱についてより詳しい情報や疑問が残っているという方は、一度サンリツホームまでお問い合わせください。快適な住まいを維持するために断熱材の施工方法は非常に重要なポイントとなります。
サンリツホームが分かりやすく丁寧な情報を提供できるよう配慮いたしますのでどうぞご安心ください。名古屋市周辺にお住まいの方であれば、直接現地まで出向き現在の状況や改善策など具体的なリフォームプランを提案することも可能です。
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