2018年11月27日
瓦の屋根でも大丈夫?耐震性や防災性が気になったら
自分の家が地震や災害に強い作りなのかどうか、漠然とした心配を抱いている方も多いでしょう。大地震など様々な自然災害のニュースを見ると、不安も大きくなります。
特に瓦屋根の家に住んでいて、瓦屋根の耐震性や防災性が気になっているという方にむけて、耐震性や防災性についてご紹介していきましょう。
瓦屋根は重いから地震に弱い?
屋根の重さが耐震性を左右することは事実です。しかし、瓦屋根だからと言って地震による倒壊リスクが増すわけではありません。倒壊する家の問題点は、瓦屋根ではなく家の構造そのものにあります。
耐震基準は家の安全のために作られた法律「建築基準法」によって定められています。建築基準法は、過去の災害から何度も改正されており、そのたびに耐震基準などが厳しくなっています。つまり、瓦屋根の家が倒壊しやすいのではなく、耐震基準が最新の基準に合致していない古い家が倒壊しやすいのです。
これからは軽量防災瓦がおすすめ
最新の耐震基準を満たす建材として、最近は軽量防災瓦が注目されています。軽量防災瓦は一般的な瓦と比較して約1割軽い素材となっています。瓦の特徴は残しつつ、瓦同士がかみ合う構造から地震でのずれや台風での浮き上がりなども防いでくれるのです。
名古屋では台風による屋根の被害も多いため、軽量防災瓦はおすすめの素材と言えます。高温多湿という日本の気候に合っている、そして防火対策にも適した瓦屋根を採用するなら、これからは軽量防災瓦が主流になってくることも予測できるでしょう。
リフォームで家の寿命は延びる
瓦屋根はメンテナンスフリーというイメージがありますが、それでも定期的な点検は必要です。瓦の隙間を塞ぐ漆喰が劣化していないか、瓦がずれている部分がないかなどのチェックを行いましょう。
屋根のリフォームは雨漏りをしてからでは遅いです。家の耐久性を保つのが屋根の役割で、屋根は家を守ってくれています。家の寿命を延ばし、安心して快適に住み続けるためには、屋根のメンテナンスやリフォームが重要なのです。
「サンリツホーム」では、瓦屋根のメンテナンスやリフォームについてもお客様にご満足いただける提案をしています。名古屋市で瓦屋根の耐震・防災について不安を感じた際には、ぜひサンリツホームにご相談ください。
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