7月盆と8月盆 先祖を迎える夏の宵 | 名古屋市・豊明市のリフォーム&外壁塗装ならサンリツホーム

サンリツブログ

2021年07月01日
7月盆と8月盆 先祖を迎える夏の宵

7月盆と8月盆

先祖を迎える夏の宵

店長 石田浩徳 

 

 「お盆」と聞くと、何を想像しますか?夏休み、お墓まいり、盆踊り、花火等々。お盆は日本の各地で行われていますが、その時期やスタイルは全国一律ではなく、地域ごとに少し異なる部分もあるようです。

 

●お盆の由来
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 「お盆」は、仏教行事の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」から来ています。盂蘭盆会の由来や起源については諸説あるようですが、その一つにサンスクリット語の「ウランバナ(逆さ吊り)」の音写語である、という説があります。

 その説によると—お釈迦様の十大弟子の一人に、神通力に長けた目連尊者という者がおりました。ある時、目連は亡くなった母が地獄で逆さ吊りにされ苦しんでいるのを知りました。神通力で母を救おうとしたもののうまくいかず、目連はお釈迦様に相談します。
 
 するとお釈迦様曰く「神通力は、母と同じ苦しみを持つすべての人に使うように」と諭されました。目連は教えにならい、夏の修行で苦しむ僧侶たちに施しを与えたところ、修行僧たちの喜びが地獄まで伝わり、母は救われたのです。夏の修行が終わるのが旧暦の7月15日であり、この時期に「死者(霊)を供養する」という行事が定着したようです。
 
 
 
●7月盆と8月盆
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 現在のお盆は8月15日が中心です。お盆休みも、この時期に合わせて取るのが多いですね。ただ、これは「8月盆」「月遅れの盆」と呼ばれるお盆です。地域によっては、7月15日にお盆を行うところもあります。函館や金沢、東京の一部地域が7月盆を行うのだとか。

 7月盆と8月盆がある理由は、旧暦から新暦に変わったことによるものです。明治時代、日本は欧米との統一をはかり、太陰太陽暦(旧暦)から太陽暦(新暦・グレゴリオ暦)へと改めました。

 古くからお盆は旧暦の7月15日に行われていましたが、新暦に変わってからの7月15日は、いわゆる農繁期に当たります。その忙しさを避けるために、新暦となってからはひと月遅れの8月15日に行う地域が増えていった、と言われています。お盆の時期をまとめてみます。
 
●旧暦7月15日(旧盆):沖縄、奄美地方など。旧暦のため毎年日程が変わる。
●新暦7月15日(または前後の土日):函館、東京下町、横浜、金沢など。
「東京盆」と言うこともある。
●新暦8月15日(月遅れ盆):ほぼ全国的に多くの地域。
 
●お盆の風習
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 お盆という行事の目的は、ご先祖様や亡くなった人たちの精霊を現世にお迎えして、供養すること。お盆の風習は地域ごとに異なりますが、盆踊りや花火大会など、にぎやかな行事が供養に華を添えたりもしています。

 それぞれの家庭で行うお盆は、13日の「迎え盆」、15日の「盆中日」、16日の「送り盆」という流れが一般的で、お墓まいりや読経を行います。宗派や地域によって変わりますが、一つの例をあげてみましょう。
 
●お迎え始め(お盆の準備。12日までに):お寺への依頼やお墓掃除、仏壇や祭壇のお飾りを用意します。きゅうりの馬やなすの牛を祭壇に。
●迎え(13日):家族でお墓まいりに出かけます。家の前で迎え火を焚いたり、提灯を灯して、ご先祖の霊をお迎えします。
●盆中日(15日):親族や家族が集まって、ご先祖様を供養します。お坊さんに読経をお願いすることもあります。
●送り盆(16日):送り火を焚いて、先祖の霊を送り出します。麻の茎(おがら)をほうろくの皿で燃やすのが古くからのやり方。
 
 
●お盆の有名行事
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 色とりどりの日本のお盆。中でも特に有名な行事を挙げておきます。
 
●京都の五山の送り火(8月16日):送り盆に行われる、京都の夏の風物詩。如意ヶ嶽(大文字山)で行われる送り火がもっとも有名です。
●長崎の精霊流し(8月15日):遺族が手作りの精霊船を川に流したり、町を練り歩いて、故人の霊を極楽浄土に送り出します。

 

 この他にも様々な行事が日本各地で行われ、先祖や故人の霊を供養します。令和3年、今年の夏はまだいろいろと制限があるでしょうが、日本古来の習俗として受け継がれているお盆の伝統行事を、改めて体感してみてはいかがでしょうか。

 

リフォームはサンリツホームにお任せください。

【対応可能地域】
愛知県豊明市を中心に、名古屋市・知立市・刈谷市・東郷町・大府市・東海市・安城市でリフォームを承っています。

サンリツブログ

ページトップへ戻る

ページトップへ戻る

  • 〒470-1131 愛知県豊明市二村台2丁目7−3
  • 電話番号:0562-93-8011
  • FAX:0562-93-8117