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2021年09月01日
豪雨の危険は増えている? 線状降水帯に要注意

豪雨の危険は増えている?

線状降水帯に要注意店長 石田浩徳 

 

 以前から梅雨末期から夏にかけての集中豪雨は危険だと言われてきましたが、近年は特に甚大な被害を起こすケースが増えています。今回は、天気予報でも目にすることが増えてきた「線状降水帯」について説明します。

 

●線状降水帯とは
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 線状降水帯は、雨雲が線状・帯状に連なっている状態のことを言います。この雨雲は発達した積乱雲が集まったもので、大きさは幅20~50km、長さ50~200kmに及ぶこともあります。また数時間にわたり同じ場所にとどまって雨を降らせ続ける性質があります。「長い時間」「同じ場所で」激しい雨を降らせるために、被害が集中的に発生してしまうのです。

 ある一箇所で発生した積乱雲が風に乗って移動したあとに、その風上で新しい積乱雲が次々と生まれてくることで、積乱雲が線状に連なっていくとされています。ですから、もしも天気予報で「線状降水帯が発生した」と発表されたら、そのあと長い時間にわたって豪雨が続く可能性があります。該当する地域にいる人は特に気をつけて、あらかじめ避難指示などに備えておくことも必要になってきます。
 
●線状降水帯が発生する仕組み
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 線状降水帯が発生するメカニズムについては、現在も研究が進められている最中です。つまり、まだ発生の仕組みなどは詳しく解明されておらず、正確に発生予測することは難しいのが現状です。気象庁によると、日本に流れ込む水蒸気の元となる海上の観測がまだ手薄なため、データや解析が十分でなく、線状降水帯の正確な発生予測には至っていない…とのことです。

 一つの説として、以下のような発生の流れが示されています。

地上に暖かい空気があり、上空に冷たい空気がある(大気が不安定な状態)
暖かい空気が上昇して冷やされ、氷の粒となり、やがて積乱雲になる
積乱雲は強い雨を降らせながら風に流されて風下に移動する
元の積乱雲があった場所に、新たな積乱雲が生まれる

 このサイクルが繰り返し起こることで、帯状の積乱雲の集合体である線状降水帯となっていく、という説です。
 
●梅雨や温暖化との関わり
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 5月~7月頃に発生して梅雨をもたらす梅雨前線は、暖かい空気と冷たい空気のぶつかる場所で発生します。2021年の今年を例にとると、冷たい北東風を吹かせるオホーツク海高気圧はほとんど姿を見せていません。一方で、太平洋高気圧は日本の南に張り出していて、暖かく湿った風が西日本などに入りやすい状態が続きました。
 
 このため、しとしと長雨が続くよりも、暑い晴天から急に豪雨となるケースが多くなっていました。特に西日本では、太平洋高気圧の周りを吹く湿った南風と、梅雨前線沿いに東シナ海を吹き渡る風がぶつかって、線状降水帯が発生しやすい状況となっていたのです。
 
 また、梅雨末期には北極付近の寒気が時折南下してきます。地上は真夏の暑さであり、その上空に冷たい空気が入り込むため大気が不安定になりやすくなります。これが激しい雷雨をもたらす原因ともなっています。
 
 さらに温暖化との関わりも指摘されています。気象庁によると、最近10年間の「1時間に80ミリ以上の降水量(いわゆる猛烈な雨)」となった回数は、約30年前と比べると1.9倍になっているそうです。これらすべてが線状降水帯によるものとは言えないまでも、長期的な地球の温暖化が影響している可能性は高いと思われます。
 
●大雨の危険度は増している
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 線状降水帯が発達することで、大規模な災害となってしまうケースが、特にここ最近は増えています。日本各地でも梅雨から夏(7~9月)にかけて、多くの犠牲をともなう被害が出ていることは、皆さんもご承知のことでしょう。

 集中豪雨は、いつどこで起こるかわかりません。しかし起こってしまうと、甚大な災害となる可能性が極めて高い、非常に危険なものです。少し前までは、雨による災害といえば「台風」に注意することがほとんどでしたが、「線状降水帯」の発生にも十分気をつけていくことが大切です。
 

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