2016年12月29日
暖かい床暖房で快適空間に変身させるためにかかる費用とは
快適な空間作りに床暖房
朝起きたときや帰宅時に、廊下の冷たさに驚いたことはありませんか?
寒い時期に部屋が温まっていないと、フリーリングは冷たく冷えきった状態で、歩くときも常に冷たさを感じながら生活することになります。
またリビングがフローリングだと、そのまま座るのは部屋が温まってからでないと、座る部分も冷たくなり体も冷えてしまいます。冬につらい環境を改善するなら、床暖房にリフォームすることで快適な環境に変えることができます。
床暖房にすることで、暖房器具から発生する結露を防ぐことができるので、家にも優しい環境を作ることができますが、当然費用もかかってきます。床暖房にするためにかかる費用はどれくらいなのでしょうか?
”電気式”と”温水式”で費用に差が出る
床暖房には、電気式と温水式の2つがあります。電気式では、設置時の工事費用が割安になりますが、電気代などの使用料が使い方によって高くなることがあります。
一方の温水式は、設置時に温水を作る熱源機本体や床との配管工事が必要になるので工事費用が高くなりがちですが、かかってくる光熱費は割安になります。
使い方によって変わってくるので、常に使う場合は温水式、少ない部屋を短時間のみ使用するのであれば電気式の方が上手に使うことができます。
また、既存の床に直接貼るだけの床暖房もあり、この場合には解体することがないので、コストも大幅に抑えることができますが、床の高さが12~18mm高くなるので、段差ができてしまう場合があります。そのため、バリアフリー住宅では向かない方法になります。
床暖房を上手に使ってコストを抑えよう
床暖房を入れるには、配置場所や面積によって大きくコストも変わってきます。部屋の大きさによって費用は異なりますが、部屋に置いてある家具の場所は設置しないなど、部屋は大きいが設置面積を工夫することでも費用に差が出てきます。
床面積の50%~70%くらいの設置でも、十分な暖房効果を発揮することができるので、家具やベッドが置いてある場所を避けて、人が触れる場所に床暖房を設置するようにすると、コストを抑えることができます。
低コストでも暖かい住宅になるように、床暖房を上手に使ってみましょう。
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