2016年11月08日
リフォーム見積もりにご用心!安ければいいというものではありません
複数のリフォーム業者で見積もりを取った場合、どうしてもいちばん安い業者に即決してしまいがちです。しかしそこには落とし穴がありますから、用心しましょう。
1.プロの業者と 素人の施主との思い違い
たとえば、素人が単純にトイレをリフォームしたいと思っても、どこをどうしたらよいのかわからない場合が多いと思います。施主としては、単にトイレがきれいになればいいのですが、業者側からすると、トイレの壁紙や床板、便器の取り換え、手洗い場をつけるかつけないかなど様々な工法があります。業者によっては、これらの作業がリフォーム代金として一括で処理される場合があります。
2.実際にリフォーム場所を目で見て確認しましょう
見積もりを取る場合は、単に紙の上の作業だけではなく、実際に施行する場所を見ながら、どの部分をリフォームするのかを確認しましょう。トイレの壁と床をリフォームしたら〇〇円。天井まで加わると〇〇円の追加。便器まで交換するとさらに幾らになるかなど、ひとつひとつの作業における金額を明確にしてもらいましょう。
3.使う材料によっても見積もりは変わります
リフォームの工程が同じでも、使う材料や手間をかける時間によって、見積もりの値段は変わってきます。自分がどこまでのグレードの材料でリフォームを希望しているのか、しっかりと決めてから、詳しい説明を聞きましょう。あやふやなきもちで相談に出かけると、高いものばかりを勧められることになります。
4.余計なものにもお金がかかります
少し大きなリフォームをする場合、きちんとしたインテリアコーディネーターがついたり、ご近所への挨拶、引っ越しの手伝いまでリフォーム料金に入る場合があります。大手リフォーム会社は、これらのリフォーム以外のサービスが充実しています。そのため、見積もりの料金も高めに設定されることになります。
いかがでしたか。
リフォームの見積もりを取る場合、自分が設定した金額を常に心に留めておくことが大切です。業者に勧められるままにグレードの高いものを選ぶと、とんでもない料金になってしまいます。
そうかといって、最低見積もり金額のリフォームでは、完成後満足がいかないこともあります。自分に必要なリフォームを、安心かつ満足のいく価格でやってくれる会社選びをすることが大切です。