2017年01月17日
キッチンの収納力を上げてきれいで使いやすくリフォームするには
収納力にこだわらず見やすい、使いやすい空間へ
キッチンには食器や調理器具、家電から食糧まで保管する場所ですが、大容量の収納を作ってそこにすべて入れてしまえば、よいということではありません。
収納の場所や大きさ、使い勝手を考えて収納を作ることでより良いキッチンにリフォームすることができます。
大きなスペースを作らずに、ストックや食器類を減らせば良いという選択肢もありますが、食糧庫などはいざという時に必要になる場所です。
しっかりと計画を立てて、毎日使う空間だからこそより良いキッチンにリフォームしましょう。
それぞれも収納のポイントと一緒にご紹介します。
家電は使いやすい導線沿いに設置
毎日使う家電はいくつもあります。使うたびにあちこち移動したり、わざわざ道具を出したりしているとそれだけに時間もかかってしまいます。
また出すのが面倒になって、しまいこんだままにしては、便利な道具があるのにもったいないので、家電収納のスペース確保と導線沿いに設置することで、使いやすさと動き回る手間を省いて、便利な空間にすることができます。
一番便利なのは壁面収納に並べておけると、そのまま使うことができます。
食糧庫を作ってストックを一斉管理
食糧庫を作ることで、干物や缶詰、買い置き商品が一目で分かるようになり、また生理整頓もしやすく、あちこちに収納しなくても良いのでロスも少なくなり経済的に無駄を省くこともできます。
ですが、無駄に大きい食糧庫は見えにくさが出てくるので、内部が分かりやすいような作りにするようにしましょう。
編みかごなどの引き出し式にすると、奥行きの深いスペースも活用できます。
高すぎず、低すぎず、目線の位置で作ろう
天井部分に空間があるから、ここに何となく収納を設置しようと思って作っても、手が届かなかったり出し入れが大変だったりで結局しまい込んでしまうのではせっかくの収納が意味のないものになってしまいます。
取り出しやすい位置は、目の高さから腰の位置までです。この空間で収納スペースを作ると効率の良い収納ができるだけでなく、無理なく手が届くので体への負担を減らすこともできます。
また、天井部分を収納にしたいのであれば電動昇降式のつり戸棚にすることで、簡単に取り出すことができます。
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