2017年02月02日
フローリングリフォームにおける工法と費用の違い
フローリングのリフォームは、単純に張り替えるだけではなく大きく分けて2つの工法に分類することができます。
また、この2つの工法はそれぞれ費用面も大きく違ってくるので、フローリングリフォームを考えている方は、今回の記事を参考にリフォームプランを立ててみましょう。
張り替えリフォーム
フローリングの張り替えリフォームは、現在のフローリングもしくは別の床材を全て撤去し、新しいフローリング材を張っていくものです。
床の傷みがかなり進行していて、一緒に下地材や土台の改修工事も行いたいという場合は、張り替えリフォームがおすすめです。
床材を全て剝がさなくてはいけないため、かなり大掛かりな工事となる場合が多くみられます。例えば、リビングを張り替えしたい場合、家具・家電などは全て違うところに移す必要があります。
仮住まいを用意しなければいけないほど、工事期間ももう1つのプランに比べると長期にわたってしまいます。
ただし、床下の素材をフローリング材撤去後に確認することができるので、万が一腐食などが進んでいる場合は、下地も一緒に改修することが可能です。
重ね張りリフォーム
重ね張りリフォームは『レイヤー工法』とも呼ばれており、現在使用している床の上から新しいフローリング材を重ね張りする方法となります。
張り替えとは違い、一切床材を剝がすことなく行うことができるので、工事に時間はほとんどかからず、仮住まいをする必要もなくなります。
家具・家電をどかす必要はあるものの、すぐに普通の生活に戻りやすいと言えるでしょう。床材を重ねることになるので、今までよりも少しだけ床が高くなります。
この高くなった床のせいで、ドアの開閉ができなくなってしまうというトラブルもあるので気を付けましょう。
また、厚みに引っかかってつまずいてしまう方もいらっしゃいます。
費用について
費用は2つの工法で大きく異なります。張り替えの場合、床板の撤去を行ってから必要であれば下地の補修も必要となるので、費用がかかりやすくなります。
相場で言うと、6帖でおよそ14万~18万円となります。一方、重ね張りは工事自体がそこまで大変なものではなく、張りるだけなので費用は比較的安く抑えられ、相場だと6帖ですと8万~13万円程度と言われています。
費用を比較すると重ね張りの方がお得ですが、どちらもそれぞれの魅力があるので、自宅のリフォームに合っているリフォームを探してみましょう。
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